HBD、Freddie Green!!

こんにちは。

明日3月31日はリズム専門のジャズギタリスト”Freddie Green”氏のお誕生日です!

生誕1911年目になります。

前述の通り一生涯でほとんどソロパートを演奏せず、
自身のリーダー作であってもソロをとっていないという徹底ぶりでした。

ちなみにそのソロ作のタイトルも「Mr.Rhythm」。

おそらく一番有名なのはカウント・ベイシー・オーケストラでの活躍でしょうか。

ジャズ界最高のリズム隊とも呼ばれる”オール・アメリカン・リズム・セクション”のうちの一人で、
ご本人はとてもリズムに厳しい方だったそう。

Freddie氏は生涯アンプを通してギターを弾くことはほとんどなく、
ピックアップのないアーチトップ、いわゆるピックギターを使い続けました。

中でも氏が気に入って生涯持ち続けていたのはStromberg Master 400モデル。

なんとボディサイズは19インチ。

ES-175が16インチ、L-5が17インチ、Super400が18インチボディです。

つまりボディ幅がES-175よりも7cm以上広いという、
巨大なアーチトップギターでした。

1940年ごろから使用しておりましたが、1950年代に入るとツアーに持ち出すことは無くなったようです。

理由は製作者のストロンバーグ親子が亡くなってしまったこともあり、
楽器の価値が上がりすぎたためだそう。

以降はGretsch製のアーチトップEl Doradoモデル等を使用するようになります。

ちなみにEl Doradoは18インチです。

大きいボディのアーチトップ以外にも特徴がありました。

太い弦と高い弦高です。

弦は0.14から始まるセットを愛用していたそうです。

ここまではまだ想像がつく範囲なのですが。

びっくりなのは弦高。

強くピッキングしてもバズが出ないようにすれば音量が出せるということで、
押さえられる限り高くしていった結果…

なんと12Fで1cmを超える弦高になっていたそうです。

その証拠とも言える画像がこちら。

自分の楽器の弦高が2.5mmを超えると「高いな…」と思っていましたが、
甘かったですね、修行が足りませんでした。

出直してきます、それでは!

Follow me!