[ニコニコ雑記] 国内10本限定のMBS

こんにちは、店長の野呂です。

今回は珍しいマスタービルトのテレキャスターが入荷いたしましたので、紹介させていただきます。

こちら!
Fender Custom Shop 2018 MBS Directors Choice 1953 Telecaster Journeyman Relic by Chris Fleming (Nocaster Blonde) です!

カスタムショップにおいてシニアマスタービルダーを務めていたクリス・フレミング氏(当時はFENDER CUSTOM SHOPのディレクター)が、日本向けに1961ストラトと1953テレを10本ずつ製作した限定仕様のモデルとなっています。

それでは、詳細を順にみてまいりましょう。

まず、ボディは非常に軽量なアッシュ材のオフセット2ピースとなっています。
写真からボディ材の継ぎ目の位置が伝わるでしょうか、”オフセット”ということで真ん中ではなく1弦側に寄った位置で接着されています。

重量は3.07kg、手に取った瞬間にはっきり「軽い!」とはっきり分かるほど軽量です。

Journeyman Relicにより、細かなウェザーチェックがボディの全面にびっしりと入っています。
光にかざして分かる程度なので、わざとらしくないところが良いですね。

ネックはCustom 1954 “U”シェイプ。
適度な厚みがありつつも、いわゆるCS製ノーキャスターの丸太みたいながっしりとした感じとは異なり、自然と握り込みやすいシェイプです。
(“U”シェイプという名称ですが、ローポジションでは実際のところソフトな”V”シェイプとなっています。)

7.25R指板に細く低めのフレットが組み合わされており、クリス・フレミング氏が最も得意とするヴィンテージスペックを採用しています。

そしてこだわりのポイントとして、ごくわずかに杢目の見えるAフレイムメイプルがあえてチョイスされています。

サドルには”Gatton Saddle”とも呼ばれるスラントしたCompensated Brass Saddlesを採用することで、オクターブチューニングにも配慮されています。

音色はブラックガードらしく、適度な太さと軽快さを併せ持つ心地よいサウンドに感じられます。
早速多くのお客様にご注目いただけておりますので、気になっているお客様は是非ともお早めに!

今回はこの辺で。

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