生誕115年、HBDジャンゴ・ラインハルト!

こんにちは、スタッフ髙橋です。

本日1月25日は「日本最低気温の日」だそうです。

1902年の1月25日に北海道旭川市で日本における最低気温を記録したことに因んでいます。

その記録なんと-41°C。

南極の昭和基地での最低気温記録が-45.3°Cなのを考えると、
想像を絶する寒さだったことがわかります。

また1月25日は「中華まんの日」と「ホットケーキの日」にもなっているのですが、
“日本で一番寒かった日にも食べて暖まろう”ということだそうです。

とは言いつつ最近は暖かくなってきましたね。

“3月並みの気温です”というワードも天気予報で聞いたりしました。

花粉は嫌ですが、春よ来い。

さて。

一昨日の1月23日はジャンゴ・ラインハルトのお誕生日でした。

今年は生誕115周年です。

ジプシースイングの創始者であり象徴のジャンゴですが、
ジャンルを超えて様々なアーティストに影響を与えました。

特にLes Paul氏はフレージングや楽曲からもろに影響を感じます。

インタビューでは1935年にラジオで聴いて大きな衝撃を受け大ファンになったと語っています。

そんなレス・ポール氏とジャンゴですが実は交流があったようです。

1946年にニューヨークのパラマウント・シアターで演奏をした際、
ドアマンがレス氏に「Django Reinhardtという方があなたを訪ねてきている」と伝えられます。

「ビールをケースごと」と共に楽屋に「ジーザス」を迎え入れてくれと伝えると、
ジョニー・スミス氏と共にジャンゴが現れました。

楽屋で二人はセッションをしたそう。

その際「ピックはないかと」レス氏に尋ね、レス氏がいくつかピックを差し出すと、
“Les Paul”と刻印の入ったシグネチャーピックを選んで受け取ったそうです。

当時ジャンゴはレス氏を認知していたようで、
それが嬉しかったとインタビューで語っています。

以降ジャンゴは渡米するたびレス氏を訪ねるようになりました。

ジャンゴが亡くなってからも家族との交流はあったようで、
水も電気も通っていない家族たちに手を貸したりしたそうです。

またこの動画ではジャンゴが生前使っていた楽器を紹介しています。

亡くなった後に親族から譲り受けたそうです。

感慨深いですね。

2人の共演はぜひ聴いてみたいものでした。

音源が残っていればなと思うばかりですが、それもまたロマンでしょうか…。

それでは!

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