過去?未来?デロリアンギター!!
みなさまこんにちは、スタッフ太田尾です。
もうガッツリ寒くなってきましたね。
ニュース番組のお天気コーナーで昨日は「12月下旬の寒さとなる予報です。」と言っているのを聞いて、
「あれ、ちょっと寒いなあ」ぐらいの秋はどこに消えてしまったのか…
なんて思ったりしたのですが、これからもっと湯船に入るのが気持ち良くなっていくと考えて良しとしましょう。(笑)
さて、今回は奇抜な発想を盛り込んだ楽曲で過去にグラミー賞を2度受賞したイギリスのロックバンド”MUSE”のソングライター/ボーカリスト/ギタリストとして活躍する「マシュー・ベラミー」氏についてお話ししたいと思います。
マシュー氏といえばこのテレキャスターを変形させたような独特なシェイプのManson Guitar Worksのギター!!
こちらのギターはMansonのルシアー”ヒュー・マンソン”氏によって限定品として2013年に製作されたマシュー氏のシグネイチャーモデルで、チューンOスタイルのブリッジ、キルスイッチ、Fernandes製サスティナーの搭載、そしてマシュー氏シグネイチャーの代名詞と言っても過言ではないKORGのパッドシンセ”KHAOS PAD”が搭載されて「いない」バリエーションモデルといったスタイルです。
この他にも様々なバリエーションのシグネイチャーモデルを使用されており、2019年にはManson Guitar Worksの筆頭株主になったそうです。
ちなみにシグネイチャーモデル改発当初、アルミ・フィニッシュを施しており、モデル名は映画”バック・トゥ・ザ・フューチャー”で主人公マーティがタイムトラベルを共にする車名にちなんだ”DeLorean(デロリアン)”。
僕がMUSEを知ったのは大学に入ってからで、それまでにバンド名は聞いたことがあったのですが曲自体はほとんど知りませんでした。
きっかけは僕の大学の先輩が大のMUSEファンで、来日講演には幾度となく足を運び、さらには海外にまで見にいく程の方と飲み会で話していた時のことでした。
「MUSEってバンド知ってる?やってることが奇想天外なのに曲としてまとまってて超面白いから是非聞いてみてよ!」と言われ、最初は面白いってことはコミックバンド的な感じなのかなあなんて思ったりもしたのですが、その時にiPhoneで6枚目のアルバム”The 2nd Law”の3曲目の”Panic Station”を流してくれまして、その曲のビート感や各楽器の音作り等それまでの僕が知らない音がてんこ盛りで、シンセサウンドもさることながら、ギターやベースの音はそのものの音は分かるのに、斬新なサウンドに聞こえ、すごく気になってしまい、その場でイヤホンを借りてじっくりとそのアルバムをフルで聞きました。
帰宅後すぐにYouTubeで探してみると2013年に発売された”Live at Rome Olympic Stadium”の映像が上がっており、さっそく見てみると、ローマ・オリンピック・スタジアムに所狭しと観客が入っており、マイナーなバンドだと思っていたのですが、全然マイナーじゃなくて若干びっくりしました。(笑)
ちなみにこちらのライブで”Panic Station”は3曲目に演奏されており、初めて好きになった曲がアルバムの曲順と同じ位置で演奏されて、「ウォー!!キター!!」となりましたね。
その後色々調べてみると、様々な日本の野外ロックフェスに出場しており「あ、日本でも意外と人気あるんだ。」と気付いて、なぜそれまで全然知らなかったのか不思議なくらいでした。(笑)
そんなマシュー氏ですが、つい先日InstagramでMansonから新しいシグネイチャーモデルが出る様な所謂「匂わせ」動画を投稿をしており、その動画がデロリアンにちなんで「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のパロディとなっており、それがまた面白いので是非チェックしてみて下さい!!
それではまた!!