[ニコニコ雑記] 想いは果てなく~ハッピーバースデー ジョージ・ハリスン~
こんにちは、店長の野呂です。
皆様は話題のドキュメンタリー「Get Back」はご覧になりましたか?
かくいう私は観よう観ようと思いつつ、つい後回しになってしまっています。
何故この話題から始まったのかと言いますと…先日2/25がジョージ・ハリスンの誕生日だったからです!
今年で没後21年、もし生きていれば今年で79歳になります。
そんなジョージに関する話題ですが…
FenderからGeorge Harrison Rosewood Telecasterが発売されますね!
2017年にも1000本限定で生産されたのですが、「Get Back」効果もあってか2022年に再び復活することとなりました。
今回のモデルも前回USAで復刻された時とほぼほぼ同スペックとなっており、実はオリジナルより少しばかりモダンな仕様なんです。
なので実機を採寸して2016年に発売された“Masterbuilt George Harrison Tribute Rooftop Telecaster”で”ジョージスペック”を振り返りつつ、USAではどの辺が異なるのかを見ていきましょう!
まず“Masterbuilt George Harrison Tribute Rooftop Telecaster”ですが、全世界100本限定でポール・ウォーラーにより製作されました。
現在は息子のダニ・ハリスン氏が所有するオリジナル機を細部まで採寸して製作されており、細かいところですとナットよりの位置に取り付けられたストリングガイドや、通常より1/8インチ広いナット幅まで再現されています。
中でも1番ジョージらしさを感じるポイントは、スパゲッティロゴ&マットな質感の塗装でしょう。
通常Custom ShopやFender Japan、60~70年代に生産されたオリジナルでもシルバートランジションロゴ&グロスフィニッシュであることがほとんどなので、この2点だけでもルックスは本家にかなり近づきます。
指板のラディアスは7.25R、ナロージャンボフレットが採用されており、ピックアップはアビーさんによるハンドワウンドの”1968 Telecaster”が2基搭載されています。
続いてUSAモデルのスペックを見てまいりましょう。
まずは指板のRとフレットです。
まずは指板のRとフレットです。
9.5Rにミディアムジャンボフレットが打たれたモダンスペックとなっています。
コレクターズアイテムとして製作されたトリビュートと異なり、USAモデルに関しては実用も視野に入れた仕様です。
ボディについても”軽量化と豊かなレゾナンスを実現するためにチェンバー加工”が謳い文句となっているのもプレイヤー目線な感じがします。
あと当然と言えば当然ですがPUが違います。
USAモデルに搭載されているのは”Pure Vintage ‘64 Gray-Bottom Single-Coil Tele”となっています。
“ヴィンテージリイシュー”ではなく、”プレイヤーズギア”といった仕様が採用されているUSA製ですが、これは”楽器を弾いて使って欲しい”というFenderからのメッセージなのではないかとも思いました。
どんなモデルであってもギターは楽器なので、あくまでも弾かれるために作られているはずです。
もしも「最近弾いてないな」といった楽器をお持ちでしたら、是非とも買取のご相談をくださいませ!
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今回はこの辺で。