サーフブンガクカマクラ!!
みなさんこんにちは、スタッフ太田尾です。
先日、日本のバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONが2008年にリリースしたアルバム「サーフ ブンガク カマクラ」が15年の時を経て未収録曲を含めた続編となる完全版となって今年7月5日にリリースすることが発表されました!!
中村佑介氏のデザインしたジャケットイラストも印象的ですね。
このアルバムは個人的に少し思い入れがあり、今でも愛聴しているアルバムです。
というのもタイに住み始めて1年経ったかぐらいの頃に通っていた学校に、新しく日本人の転校生が転入してきて、音楽の話になり、お互いに知り得るおすすめのCDを貸し借りし合うということをしていた時にその友人が貸してくれたCDの中にあったのが「サーフ ブンガク カマクラ」でした。
「サーフ ブンガク カマクラ」は2008年にリリースされた5枚目のアルバムで、江ノ島電鉄の駅名が曲名になっている点が特徴的で、アジカンはそれまで1、2曲程度しか知らなかったので、アルバムを貸してくれた事にとても感激した覚えがあります。
ほぼ一発撮りに近いスタイルでレコーディングされたアルバムで、当時そういうアルバムを聞いた事がなかったため、最初聞いた時「あれ、なんかリハスタで録音した音源かな?」と思いました。
ですが、1曲目の「藤沢ルーザー」はシングルとしてもリリースされており、PVは社会人になった自分とバンドを続けている自分の二人が人生のレースをしている映像作品で、これもまた面白いです。
CDを借りた当時はギターをまだ弾いていなかったので、所謂J-POP系の音楽ばかりを聞いていたのですが、このCDを借りた後ぐらいから邦ロックと言われるジャンルに足を踏み入れていくことになったので、邦ロックを聞くきっかけとなった一枚と言っても過言ではないです。
その後少し時間は進み大学に入学したぐらいの頃、軽音部の練習で部室が取れなかった時に通っていた京急線能見台駅にあるスタジオ”STUDIO JUST”が、アジカンメンバーが学生の頃によく使用していたスタジオだったという事を知り、それがきっかけでもう一度ちゃんと聞き返す事にしました。
個人的にこのアルバムは、「何曲目の何が良い」という風な感想よりも、一発撮りによる恩恵か、アルバムを通して順を追って頭から終わりまで聞きたいという感想に尽き、終始ポップでキャッチーさのあるメロディながらも、ちゃんとロックも感じれるサウンドメイキングが本当にどストライクで、ギターボーカルの後藤正文氏のサウンドとリードギターの喜多建介氏の絡み合う各フレーズは今聞いても興奮します。
強いてあげるとすれば…いや、やっぱり全曲最高です!!
そんなアジカンですが、完全版「サーフ ブンガク カマクラ」リリースに合わせてツアーも予定されており、ツアーラストは鎌倉芸術館大ホールとなっており、ちゃんと最後を「鎌倉」で締めてくれるところもファンとしては嬉しいです。
でも、まずは7月5日のリリース!! 待ち遠しいです!!
今回はこの辺で。
それではまた!!