[お知らせ] Gretsch超高額買取リスト更新!
こんにちは、店長の野呂です。
当店HPにて公開中の超高額買取リスト。
随時更新しておりますので、買取をご検討中のお客様には是非ともチェックしていただきたいリストとなっています。
本日Gretsch製ギターの買取金額に関してアップデートを行いました!
特に、現行グレッチのカタログモデルにおける最上位ライン“Vintage Select Edition”(=VS)の買取には注力しております!
そんな訳で、今回はそれらのモデルに関していくつか紹介いたします。
まず“Vintage Select Edition”(=VS)についてですが、スタートしたのは2016年からとなります。
ヴィンテージギターを細部にわたって研究しつくし、特定の年式にフィーチャーしてデザインされたリイシューモデルとして、現在は全16モデルがラインナップされています。
一部モデルに関してはラッカー塗装が採用されている他、全モデルにTV Jones製ピックアップ&新しい“Squeezebox”ペーパーイン・オイルコンデンサーが採用されています。
まずは中でも人気の高い、ホワイト・ファルコンの2機種です。
ファルコンの2機種は最上位モデルに相応しく、ラッカー塗装となっております。
プレイヤーズエディションのファルコンとの大きな違いの1つですね。
・写真(左) White Falcon G6136-55 VS
1954Summer NAMMにて発表され、55年に発売された最初期の仕様を再現したモデルです。
ピックアップは2基のダイナソニックタイプ”TV Jones T-Armond”が搭載されています。
キャデラック”G”テールピースの他、ヘッドのヴァーティカルロゴ、マザーオブパールハンプブロック・フェザーインレイなど、ゴージャスな外観は初期モデルならではです。
トーンコントロールもその後のトグルスイッチ式のプリセットトーンと異なり、マスタートーンが搭載されています。
このモデルの最大の特徴は、トップ材にソリッド・スプルースが使用されていることです。
通常はラミネイトメイプルがトップ材に使用されており、このスプルース単板トップは初期のファルコン特有のスペックとなっています。
・写真(右) White Falcon G6136T-59 VS
仕様変更が行われた後の’59年製を再現したモデルです。
ピックアップは2基のフィルタートロンタイプ”TV Jones Classic”が搭載されています。
テールピースがグレッチB6ビグスビーとなっている他、指板インレイはサムネイルに、ヘッドデザインも横向きのロゴ&プレートに変更となっており、見た目の印象も’55年モデルとは大きく異なりますね。
見た目ではわからないブレーシングにも違いがあります。
’55年モデルはシンプルな”パラレルトーンバー”であるのに対して、’59年モデルではグレッチの代名詞とも言える”トレッスル・ブレーシング”が採用されています。
4本の柱でトップ材とバック材を繋ぎ合わせることで補強やハウリング抑制にメリットがあり、サウンドもややセミアコのようなソリッドさが増す傾向があります。
同じファルコンでも2機種の間には様々な違いがあり、それによって見た目だけでなくサウンドが異なる点も面白いですね。
続いて、計5モデルがラインナップされている”Jet”モデルの中でも私が一番好きな“G6128T-57 VS Duo Jet”です。
Cadillac Greenのカラーリングに映えるゴールドハードウェア、ダイナソニックタイプ”TV Jones T-Armond”ピックアップ、ハンプブロックインレイなど、個人的にはこの頃のスペックが見た目的に一番好みです。
なにより、アームレストが付いていて、ビグスビー&シンクロソニックブリッジが搭載されているのはこのモデルだけの大きな特徴なので、イチオシです。
その他、リストに掲載がないモデルであっても、もちろん力を入れて買取を行っております!
お持ちの楽器の買取見積もりをご希望の方は、お気軽にこちらの買取フォームからお問い合わせください!
今回はこの辺で。