[お知らせ] T.S factory製 新開発”3Coil”ピックアップ

こんにちは、店長の野呂です。
前回、前々回と新着のT.S factory製品を紹介させていただきましたが、新たに今回はベースが入荷いたしましたので、紹介させていただきます。

こちら!
Fender Swingerから着想を得たボディシェイプの”151A-MO EB”です!
非常にインパクトのある尖ったルックスをしていますね!
(Swingerシェイプのボディではありますが、ネックはロングスケール仕様です。)

なんといっても特徴的なのが新開発となるリアPUの”3-Coil”システムです。
3つのピックアップを様々な配線で組み合わせることで多様なサウンドを創出いたします。
コントロールは複雑ですが、多様なサウンドバリエーションを得ることが可能です。

[コントロール]
・マスターVol.
・3way PUセレクタートグルスイッチ (フロント / ミックス / リア)
・Push式のキルスイッチ

写真はサンプル器のもので別個体です

~以下、リアの3Coil PUにのみ作用するコントロール~
(リア3コイルのネック側からブリッジ側にかけて、[1]、[2]、[3]とする。)

・[1]もしくは[3]をパラレル接続で追加するミニスイッチ

・5wayロータリースイッチ (真ん中のノブ)
-ポジション1:[1]のシングル (ミニスイッチONで[1]&[3]のパラレル)
-ポジション2:[1]&[2]のパラレル (ミニスイッチONで[1]&[2]&[3]のパラレル)
-ポジション3:[2]のシングル (ミニスイッチは作用せず)
-ポジション4:[2]&[3]のパラレル (ミニスイッチONで[1]&[2]&[3]のパラレル)
-ポジション5:[3]のシングル (ミニスイッチONで[1]&[3]のパラレル)

・3wayロータリースイッチ (ジャックに一番近い外側のノブ)
-ポジション1:上記5wayロータリースイッチが作用するシングルコイルモード
-ポジション2:[1]+[2]のハムバッカー (ミニスイッチONで[1]+[2]のハム&[3]のシングルのパラレル)
-ポジション3:[2]+[3]のハムバッカー (ミニスイッチONで[2]+[3]のハム&[1]のシングルのパラレル)

この機能によって一例としては、Music Man製のStingRayに代表されるリア1ハムバッカータイプのようなサウンドを得ることが可能になります。
(リアの3Coilを選択し、3wayロータリースイッチのポジション2で近いサウンドを得ることが可能です。より輪郭のハッキリしたエッジのある音が欲しい場合にはポジション3を選択すると良いでしょう。)

また、オーソドッグスな60年代のJBタイプのように使用したい場合には、シングルコイルモードで5wayロータリースイッチポジション3(=[2]のシングル)を選択することで近いニュアンスが得られます。
(70年代のジャズベでは60年代と比較してリアPUの位置がよりブリッジ側へ移動した位置に搭載されているので、ポジション5(=[3]のシングル)にすることでそのようなニュアンスにも近づけることが可能です。)

もちろん上記は一例にすぎず、様々な組み合わせを駆使することにより微妙なニュアンスの違いを表現することができるでしょう!

本製品も塗装はオールラッカーで極めて薄く仕上げられており、レリック加工によって雰囲気のあるルックスです。

店頭にはこのPUシステムをお試しいただくためのギターとベースの試奏用サンプルもご提供いただいております。
奮ってご来店の上、是非ともお手に取ってご体感ください!

今回はこの辺で。

Follow me!