「E2-E4」 ~ HBD、Manuel Göttsching~

こんにちは、スタッフ髙橋です!

来週はSuper GT 菅生戦です。

楽しみですね。

個人的にSuper GTのコースで毎年楽しみにしているのがここSUGOラウンドです。

毎度ドラマが生まれますし、コースレイアウトが好きなんですよね。

特に馬の背を抜けて、SPイン/アウトコーナー、
最終コーナー立ち上がってのホームストレートは見ものですよね。

私的お気に入りは2013年、ZENT Cerumo時代の平手晃平選手のオーバーテイク。

エスケープも一杯一杯に使った、若さ溢れるあのシーンはいつみても勇気をもらえます。

今年はどんなドラマが起こるのか楽しみですね!

さて。

本日9/9はドイツが産んだ偉大なアーティスト”Manuel Göttsching”のお誕生日です。

今年で71歳を迎えて…と近況のお話をしたかったのですが、
残念なことに去年の12月にこの世を去ってしまいました。

彼無くして現在のアンビエントシーン、またテクノシーンはございません。

本日タイトルにもしております「E2-E4」は1984年にリリースされた
ミニマルミュージックの代表作品です。

発売当初は酷評されていたそうですが、80年代後半になると
テクノ/ハウスのDJ達により高く評価され世界的な名盤として扱われることとなりました。

今のところ話題にギターが登場していませんね。

安心してください。

弾いてますよ!

元々Manuel氏は”アシュラ・テンプル”というサイケデリックバンドのリーダーで、
バリバリのギタリストでした。

そして1975年には自身のソロ作品「Inventions for Electric Guitar」を発売します。

タイトルを見るだけですとクロスオーバー/フュージョン系の音源を想像しますが、
実際に聴いてみますと現代でいうギターアンビエント的な作風になっています。

1070年代前半~中頃といえばKing CrimsonのRobert Frippも、
ギターアンビエント作品をリリースしていましたね。

同時期にMaestroから”Sound on Sound”機能の搭載されたEchoplex EP-3モデルが発売され、
ルーパー的な技術がギタリストにとってかなり身近になったのも一つの要因かもしれません。

話はManuel氏に戻り。

ソロ作を発売した翌年、1976年にはバンド名を”アシュラ”に変更、
よりシーケンスや同期的なものがバンドサウンドに組み込まれていきます。

その頃の機材がこちら。

Bigsby B5が後付けされたSGがかっこいいですね、
Les Paulロゴが入っているので1960年代初頭製です。

…というのがやや霞むほど後ろのシンセたちがやばいですね。

これを10年使い倒して生み出したソロ作品が冒頭の「E2-E4」です。

是非まだ聴いたことがないという方がいらっしゃいましたら、
この機会にチェックしてみてくださいませ。

それでは!

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