「YAMAHA」のお話。

こんにちは、スタッフ髙橋です。

本日9月8日は現在はARTA(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)のオーナーであり、
日本人では2人目のF1フルタイムドライバーを務めた鈴木 亜久里監督のお誕生日です!

64歳おめでとうございます!

Super GT等で中継によく映るのですが、年を感じさせない若々しさですよね。

永遠のヒーローって感じです。

僕ら世代は現役で走っている姿を過去の映像等でしか拝めなかったので、
どちらかというと「アグリ監督」の印象が強いですが…

過去映像的になりますが….マシンで言うとJTCCで乗っていたST191コロナが好きです。

さて。

JTCCの話からですが…この全日本ツーリングカー選手権は2000ccのエンジンを搭載した
セダン系の車で争われるレースでした。

トヨタで言えば上記コロナや、チェイサーで参戦していました。

参戦にあたりレギュレーションにあったエンジンとして選ばれたのが”3S型”と呼ばれるエンジン。

なんでエンジンの話を…と思われたと思いますが。

このエンジンはみなさまご存知「YAMAHA」が開発したものでした!!

ギターやベースをやっている方はもちろん、学校等にある楽器も『YAMAHA」ですし、
楽器ブラントとしての知名度は国内トップクラスでは無いでしょうか。

楽器からエンジンまでって手広すぎやしませんか?

と思ったあなた、正解です。

実はこの二つ、元は同じですが1955年より別の企業になっています。

まずは楽器の方の「YAMAHA」は1987年に日本楽器製造株式会社として誕生。

“ヤマハ株式会社”が正式な企業名です。

1960年代からエレクトーンや電子ピアノ等の開発/製造を行っています。

ちなみに現在当店ではYAMAHA 2016 RS820 CR Revstar (Steel Rust)の在庫がございます。

弾きやすいし、ちょっとバイクっぽい見た目な点も個人的に大好きです。

また楽器製造の他にもLine 6やAmpeg、Marshallの代理店もつとめています。

さて、もう一つ、エンジンを作っている方ですが….

正式な企業名は”ヤマハ発動機”。

日本楽器製造株式会社(現ヤマハ)は第二次世界大戦中に
飛行機用のプロペラと関連機器を製造しておりました。

戦後はその技術の平和利用を目的とし社内でのオートバイ生産を開始し、
1955年7月1日に日本楽器製造から分離されるかたちで誕生しました。

現在ではオートバイ・スクーターなどの自動二輪車部門だけでなく、

・ボート、船外機、漁船、ヨット、マリンジェットなどのマリン製品
・スノーモビル、バギー、サイド・バイ・サイド・ビークルなどのレジャービークル
・電動自転車、電動スクーターなどのEV
・産業ロボット、表面実装機などの産業機器 etc…

そんなわけで、元は同じですが2つの独立した企業になっています。

最後に企業ロゴの見分け方を紹介したいと思います。

そっくりですがちょっと違うんです。

まずは楽器の「ヤマハ株式会社」。

・「音叉マーク」が線の内側に収まっている。
・”M”の文字の中央部が一番下のラインから離れている。
・アルファベットがごくわずかー…に非対称。
・ロゴの色が紫。

つぎに「ヤマハ発動機」。

・「音叉マーク」が外の円にかぶっている。
・”M”の先端は一番下のラインについている。
・アルファベットは左右対称。
・ロゴの色は赤で、音叉マークはメカを思わせるシルバー。

ぜひ次に楽器店に行った時は思い出してみてください。

それでは!

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