ちょうどいいサイズのアコースティックギター
今回はTaylorのLimited GT 611eについてお話しします。
LTD GT 611eは2022年の限定モデルで、
独特な色味のアンティークブロンドフィニッシュが特徴です。
ボディサイドとバックにはフィギュアード・ビッグリーフ・メイプルが使用されていて、
カラーリングとも相まって華やかな見た目になっています。
今回着目していきたいのはタイトルにもあるとおりサイズ感です。
“Grand Theater”というサイズなのですが、
「フルスケールに負けないサウンドのコンパクトギター」
とTaylor Japanでは紹介されています。
ちょうど他のサイズのTaylorが在庫になかったため、
Martinの000-28ECと比較してみると…
かなりコンパクトにまとまっているのがお分かりいただけるかと思います。
またスケールもミディアムスケールになっており、Taylorの他サイズと比較すると
GS Mini : 23-7/8インチ (606.4mm)
Grand Theater : 24-1/8インチ(612.8mm)
Grand Concert : 25-1/2インチ(647.7mm)
実際に弾いてみると比較的Gibsonに近いスケール感なので、
ショートスケール特有の狭さはあまり感じません。
またボディも治りの良いサイズながら、独特な非対称パターンの”C-Classブレーシング”の
おかげか音自体も物足りなさをあまり感じませんでした。
PUも搭載されているのでライブに持ち運ぶ用でもよし、お部屋で爪弾くもよし、
タイトルに書いた通り”ちょうどいい”という言葉がぴったりのアコギです。
ぜひ見にきてください。