どんな楽器か読めばわかる? ~ギター にまつわるキャッチフレーズ~
こんにちは、スタッフ高橋です!
今週金曜3/4日はR34スカイラインの日ということで…
本日は富士スピードウェイにてR34 Fesが行われております!
近年めちゃめちゃ高騰しているR34が集結している上に、
D1グランプリの実況をされている鈴木学氏や「34といえば」の野村謙氏もいらっしゃいます。
メカニック阿部さんと組んでTEAM BLITZ DFellow & URAS ER34に乗ってた姿を
1度でいいから生で拝みたかったです…
当時の野村さんのキャッチフレーズと言えば
「白煙番長」
このワードを見るだけでどんなドライビングスタイルなのか分かりますね。
白煙もくもく、大迫力です。
個人的にドライバーのキャッチフレーズを気にして見てしまうのですが、他にも
Super GTの生ける伝説的ドライバーの立川祐路さんの「最速男」、
Impulの代表でGroup Aなどで活躍された星野一義さんは「日本一速い男」
走りや上がりの最強レーシングドライバー土屋圭市さんは「ドリキン」
1目見れば強いのがわかります。
そういえばギターや楽器ブランドにもこんなキャッチフレーズあったっけ…
もしかしたら楽器選びの1つの決め手になるかも…
ということで本日はカタログや広告に使用されてきたキャッチフレーズにフォーカスしたいと思います!
まずはハイエンドギターの代表”James Tyler”のキャッチコピーから。
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“Either you know or you don’t”
「知っているか、知らないのか」というちょっとミステリアスなフレーズですが、
Tylerさんがノースハリウッドにショップを移した80年代から使われ続けています。
当時看板もショーウィンドウもないお店だったのも少し納得です、
ギタリストのための”知る人ぞ知る”なお店だったのが分かります。
あと「マキシマム・トーン」と「マキシマム・プレイアビリティー」も
タイラーの楽器を表すワードとして使われ続けています。
つぎに日本代表”Maxon”。
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マクソンは結構押しが強めのワードで攻めてきてます。
1977年のカタログの表紙です。
“Through the storm, Crush Your gig”
「嵐を抜け、Gigをぶっ壊せ」、ロックです。
1990年のカタログでは
“Maximum On”
Maxon(Max-On)のブランド名にかけているようですが
踏むだけで背中を押されるようなワードです。
最後に王道中の王道Gibson。
最初に言っておきますと、Gibsonはかなりパワーワードが多いです。
まずは1917年。
ギターはまだL-1やStyle-Oくらいのラインナップで、
主にマンドリン屋さんだった時代です。
カタログの表紙にございますキャッチコピーは…
“Every One A ‘Gibson’-ite”
「みんな”ギブソナイト”」、つまりGibsonを抱えた騎士ということです。
良い表現ですね、
次に1921年。
名工Lloyd Loarが在籍していた時代ですが、
楽器のクオリティーが上がったことを表すようなキャッチコピーになっております。
“The First Serious Instruments of the Mandolin and Guitar Family Ever Manufactured”
「初めてちゃんとした楽器としてマンドリンやギターが作られた」ことがかなり強調されています。
最後に現在も使われているキャッチコピーが登場した1937年。
エレキギターもアーチトップギターもラインナップされてきたこの頃…
“Only a Gibson is Good Enough”
「十分なのはGibsonだけ」
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Southern Jumboのヘッドなどにあしらわれるバナーロゴや、
弦のパッケージ、クロスなど現在でも使われています。
かなり強い意志が感じられます。
さてキャッチコピー編いかがでしたか?
楽器に込められた意志をぜひ受け継いでいきたいと
さらに思ってしまったのは私だけではないはず!
他にも略称系のブランド名などご紹介して行きたかったのですが、
それは次の機会にいたします。
それでは!