アイルランドのミュージシャンとアイルランドのお話 ~The Edge編 Part.7 ~
こんにちは、スタッフ髙橋です!
アイルランドを代表するミュージシャンとアイルランドのお話ということで、
U2のギタリスト”The Edge”のお話をしておりました。
前回は「All That You Can’t Leave Behind」がリリースされた2000年代初め頃のお話でした。
今回はその続きから。
2004年、11thスタジオアルバム「How to Dismantle an Atomic Bomb」をリリースし、
2006年のグラミー賞で最優秀アルバム賞と最優秀ロック・アルバム賞を受賞します。
そしてアルバムの1曲目でシングルカットもされた「Vertigo」は、
アイルランド、イギリス、イタリア、スペイン、デンマークのチャートで1位を獲得しました。
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2024/01/u2-vertigo-ipod-ad.jpg)
Apple iPodのCMにもなりましたね。
あのカラフルなバックに影が映される映像は当時とてもおしゃれに感じました。
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2024/01/2004-U2-iPod-1024x753.jpg)
そして黒に赤いクリックホイールのU2スペシャルエディションiPodもかっこよかったです。
2006年には5回目の来日公演がございました。
11月29日、30日、12月4日と3公演がさいたまスーパーアリーナにて行われました。
また12月1日にはミュージックステーションに出演し、
U2として23年ぶりの日本のテレビに登場しました。
さて。
ちょうど来日の話題が出たところで、日本とアイルランドの関係のお話です。
まず人口と国の広さですが…
アイルランド… 人口 : 501万人
面積 : 7万273㎢
人口は日本の約1/25で、福岡県の人口とだいたい同じくらい。
面積で言うと北海道が約8万3000㎢程と言うと想像しやすいでしょうか。
二国間の関わりができてきたのは1872年12月、
イギリス訪問中の岩倉使節団がダブリンを訪れた事に始まります。
明治維新後にはアイルランドからの移住者も増えてきました。
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2024/01/Lafcadio_Hearn_portrait.jpg)
“小泉八雲”ことPatrick Lafcadio Hearnもアイルランド系で、
“Hearn”はアイルランドに多い苗字です。
ちょっと脱線しますがアイルランド系の名前はかなり特徴的なものが多く、
英語圏の人でも発音がわからない名字が多数存在します。
例えば…
・Saoirse (ソーシャ)
・Aoife (イーファ)
・Oisin (オシーン)
・Siobhan (シヴォーン)
現地でSNSを交換した際に、読みとスペルが一致しなすぎて何度も訊き返した覚えがあります。
ちなみにアイルランドは国民性が日本人と比較的似ていると言われていて、
確かに比較的控えめで優しい人が多い印象でした。
是非現地で確かめてみてください!
それでは!