アイルランドのミュージシャンとアイルランドのお話 ~The Edge編 Part.9~
こんにちは、スタッフ髙橋です!
アイルランドを代表するミュージシャンとアイルランドのお話ということで、
U2のギタリスト”The Edge”のお話をしておりました。
前回は2010年代初頭のお話でしたのでその続きから。
2014年。
楽器業界的にはU2史で一番大きな出来事が起こります。
「ボノとジ・エッジがFenderの取締役に就任」
これに際しギターキッズ世界代表The Edge大先生は
「まるでお菓子屋さんに放たれた子供のような気分だ」
という旨の発言をしておりました。
2年後。
The Edgeは自身の愛用機を基に製作したシグネチャーアンプとストラトキャスターを発売します。
アンプは1957年製5E3タイプのTweed Deluxeを基にしており、
フロントグリルにはThe Edgeのサインを模したプレートが取り付けられています。
ストラトは”All I Want Is You”や”Where The Streets Has No Name”などで使用する
1973年製ストラトを模した見た目になっています。
本人使用機同様にリアピックアップにDimarzio FS-1が搭載されており、
ロックペグだったり2点支持トレモロだったりと実用的なスペックになっています。
近年のライブでも本人がちゃんと使用していますね。
そんなわけで現在に至ります。
さて。
Fender繋がりということでアイルランドの楽器屋さんのお話です。
私がワーホリ中暮らしていたCorkには、2番目に大きな都市だったにもかかわらず
本当に小さな”街の楽器屋”+αくらいの店しかございませんでした。
一番高かったギターよく覚えています。
Music Man Albert Lee HH Rosewood Neck (Trans Walnut)
当時は30万円しませんでした。
FenderもCustom Shopなんてありません。
なんならAmerican Vintageもなく…American Standardが一番高いFenderでした。
主なラインナップは比較的安価なギターで、Squire、Ltd、Epiphoneあたり、
アコギも安めのTaylorやMartin、Washburnなんかが置いてありました。
日本にあまりないものだとHofnerの中国製ライン”HCT”シリーズの
セミアコ系がたくさんありました。
これES-335系かと思いきやめちゃめちゃボディが薄かったです。
そんなアイルランドで楽器を買う穴場はやはりリサイクルショップ。
店によっては専用フロアができていて、楽器屋にも置いていないPRSが置いてあったりしました。
もし留学中に楽器が欲しくなったらリサイクルショップへ。
それでは!