アイルランドのミュージシャンとアイルランドのお話 ~アイルランド系ミュージシャン編 Part.2~
こんにちは、スタッフ髙橋です!
前回はアイルランド系をルーツに持つミュージシャンを紹介しようということで、
The SmithのJohnny Marr氏のお話をしておりました。
さて。
今回登場していただくのは…
ビートルズのみなさんです!
意外とそのイメージが薄いと思いますが、
ビートルズゆかりの地リヴァプールには別名がございます。
「東のダブリン」
なんなら「アイルランドの真の首都」なんて呼ばれたりもするほどです。
メンバーごとに紹介していきますと…
まずはジョン・レノン。
父方の祖父がダブリン生まれです。
名字である”Lennon”は元々アイルランド語(ゲール語)から来ており、
・Ó Leannáin (英:Lover)
・Ó Lionáin(英:Blackbird)
が元と言われています。
また1972年に発売したアルバム「Sometime in New York City」には
“Sunday Bloody Sunday”と”The Luck of the Irish”という
北アイルランド問題を歌った楽曲が収録されています。
続いてポール・マッカートニー。
“McCartney”という名字はスコットランド系なのですが、
母方の祖父Owen Mohinは北アイルランドに面するアイルランド本国の
Monaghan(モナハン)出身でした。
ちなみにMonaghanはかなり自然豊かで美しい土地で、
ノーザンパイク釣りなんかもできます。
また父方の曾祖父もアイルランド生まれだそうです。
次はジョージ・ハリスン。
母のルイーズ・フレンチはアイルランド系だったそうで、
ジョージの祖父の世代よりウエストダービーに移り住んでいます。
最後にリンゴ・スターですが…
ビートルズで唯一アイルランドとの繋がりがないメンバーです。
というのもリンゴ自身が自分の家系を遡ろうとしたら
「2世代程前までしかわからなかった」と発言しており、”不明”というのが正しいようです。
「世界一のアイリッシュバンド」なんて言われることもあったビートルズのお話でした。
それでは!