エイジング加工あれこれ レスポール編
先週はストラトシェイプのエイジング加工についてでしたが、
今週はレスポールスタイルで見て行こうと思います。
まずは本家、ギブソンのエイジドの変遷を・・・。
ヒストリックコレクションでエイジド加工が始まったのは、1999年と言われています。
当初のエイジング加工はウェザーチェックが主となっており、塗装の剥がれや打コンなどの加工はほとんどありませんでした。
ウェザーチェックも薄く細かめに入っており、エッジも立ち気味の繊細な仕上がりで、リアルなヴィンテージ感のあるルックスですね。
2007年頃になると、ウェザーチェックがやや大柄になり、エッジも丸みを帯びてきてきます。
チェック自体に若干色がついているのも、この頃からだったと思います。
年代を追うごとに、レスポールもボディに傷をつけるウルトラエイジドモデルなどが登場します。
ウェザーチェックはやや深くなり、エッジはさらに丸くなって行きます。
最終的にはウェザーチェックに汚れが入っていく様になり、エッジは丸く、チェックが入ってからも使い込まれた風合いとなって行きます。
こうやってみるととっても奥深いものですね。
是非比べて見てください。