オルゴールの日!
こんにちは、スタッフ髙橋です。
明日11月10日は「いい音・オルゴールの日」だそうです。
11(いい)10(おと)の語呂合わせから諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館
(現・ニデックオルゴール記念館すわのね)が制定したそうです。
ちなみに「オルゴール」は和製蘭語で、他の国では通じません。
南蛮貿易が盛んだった頃、オランダからオルガンや音楽時計などが持ち込まれるようになります。
この手のものはオランダ語で「orgel(オルゲル)」と呼ばれており、
それが鈍って「オルゴール」になったそうです。
日本語では「自鳴琴」、英語では「Music Box」が正しいようです。
そんなオルゴールが生まれたのはスイス、そうです時計職人の国です。
もともと上の写真のようなカリヨンを「鐘の代わりにピンを利用して演奏させる」
というアイデアのもと作られたのがオルゴール。
これが時計のようにゼンマイを使うかうことで小型化されていき、
またシリンダーを取り替えたりすることで複数の楽曲を演奏できるようになったりしました。
オルゴールが日本で製造されるようになったのは戦後のこと。
1946年に諏訪で創業した三協精機が2年後の1948年よりオルゴールの生産を始めています。
公式ページによると、
“試作1号機6台は次々と くし歯が折れ、残った2台は「バケツの底をたたくような音」であった”
とのこと。
しかしながら年末にはちゃんと500台が出荷されたそうです。
現在は”ニデックインスツルメンツ”という社名でオルゴールを製造しており、
世界シェアの80%以上を占める程のメーカーとなりました。
オルゴールはサブスクのまさに正反対とも言えるアナログな音楽再生機器ですが、
これでしか出せないアナログな音色は今でも愛されています。
それもあって各地にオルゴール博物館があるわけですね。
私の地元栃木県にも「那須オルゴール美術館」があります。
19~20世紀に制作されたアンティークオルゴールを始め様々な展示があり、
ケースをデコレーションしてオルゴールを作れるコーナーもございます。
お腹が減ったら
近くにはテディベアミュージアムもありますし、
お腹が減ったらお餅とおこわがおいしい”茶屋 卯三郎”がおすすめです。
めちゃめちゃ美味しいので毎度行きたいのですが、
11時から~14時の短時間しか営業していないのが…。
那須へ旅行される際は思い出してみてください。
それでは!