クリスマスイルミネーション
12月がやってきました。
今年は去年と比べると、少し明るい兆しのある年末となりそうですよね。
表参道のクリスマスイルミネーションも開催されていますので、
当店にご来店の際には、少し足をのばしてお散歩されてみてはいかがでしょうか。
さて、そんなわけで今回はイルミネーション?のような光るギターについてです。
何と言っても始めに思い浮かぶのは、リッケンバッカーの331モデル “ライトショウ”ではないでしょうか。
“ライトショウ”モデルが登場したのは1970年。生産期間は5年ほどありましたが、その間に作られたのは数百本と言われています。その革新的なスペックは、今もなお新しさを感じます。
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ボディは大きくくり抜かれており、ほぼ全面に基盤が敷き詰められています。
電球はレトロな豆電球で、色は電球に被せられたキャップ!で色分けされています。
配列は個体差があり、ランダムになっていたり、まっすぐに並んでいたり。
Rテールピースの脇につまみがあり、それで電球の感度が変わるのです。
このモデルのすごいところは、ピッキングの強さに応じて光り方が変わるところだと思います。
そんなこだわりから、実は大きい外部電源ユニットが付いています。
当時はすごいことだったんだろうと、ただただ感心するばかりです。
次に紹介するのはPGMです。
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サイドポジションの部分に電球が埋め込まれており、シグナルネックという名前だったようです。
このギターが生産されたのは1986年。
カッタウェイ部分のネックサイドにあるOn/Offスイッチによりサイドのポジションマークが点灯する仕組みになっています。
ボタン電池が2つ必要ですぐに切れてしまいますが、80年代にこれを製作する技術は素晴らしいと思います。
最後はTruth。
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やはり近年になってくると光度がちがいますね。
LEDファイバーが埋め込まれており、カラーは自動で変化、ボディバックのスイッチでサイドとポジションマーク、それぞれのON/OFFができるようになっています。
LEDの進化により、光るギターも大分増えましたね。
クリスマスツリーを眺めるようにギターを眺めてみるというのはいかがでしょうか?
それでは。