スチュワート・コープランドとThe Policeの初代ギタリスト

こんにちはスタッフ髙橋です。

本日7月16日は「駅弁記念日」です。

高橋は特に鉄道ヲタではないのですが、発祥が地元の栃木県らしいためご紹介いたします。

時は1885年(明治18年)の7月16日、日本鉄道「宇都宮駅」の開業日です。

日本鉄道の嘱託を受けた旅館白木屋が、握り飯2つとたくあんを竹の皮に包んで販売したのが

なんとなんと駅弁の起源となったというのです。

よって7月16日は「駅弁記念日」、発祥は「栃木県」でございます。

これにちなんで現在でも”大人の休日・駅弁発祥地より汽車辨當”という

竹皮で包まれたおにぎり2個に現代風のおかずを添えた駅弁が販売されています。

1日限定30個。

なんという競争率でしょう。

せっかくなのでもう少し宇都宮のお話をしますと、餃子が有名ですよね。

みなさんよく聞くであろう店名は”みんみん”だと思います。

しかし私のオススメは正嗣(まさし)です。

メニューは

・焼き餃子(6個) ¥250

・水餃子(6個) ¥250

のみ。

米もビールもありません。

ただ。

本当に、めちゃくちゃ旨いのです。

ほぼほぼ毎日大行列なので並ぶ際は少々めげますが、

宇都宮に降り立った際は是非行ってみてください。

さて。

7月16日もう一つのイベントといえば「スチュワート・コープランド生誕祭」です!

おめでとうございます、今年でなんと70歳です!!

The Policeファンの私としては祝わずにいられません!

スチュワートは1952年生まれ、4人兄弟の末っ子で、

父はCIAの設立時メンバーエージェント、母は考古学者という家庭に育ちます。

親の仕事の都合上少年時代を中東で過ごし、その後もイギリスに戻ったり

カリフォルニアの大学に通ったりと行ったり来たりでした。

ドラムを始めたのは12歳の頃で、18歳になると”Curved Air”に参加。

1975年発売の「Midnight Wire」と翌1976年発売の「Airborne」では

10代だったスチュワートのドラミングが堪能できます。

そして1976年、解散が決まっていたCurved Airラストツアー中、

スチュワートはスティングに出会うのです。

説得に説得を重ね、1977年にポリスが誕生します。

しかし初代ギタリストはみなさんご存知のAndy Summersではありませんでした。

その名は”Henry Padovani”。

名前からも分かる通り、フランスのコルシカ出身です。

Curved Airラストツアー中にコープランドと出会ったようですが、

コープランド曰くあまり英語が得意ではなかったようです。

ギターに関しては「俺よりは上手に弾けた。でも俺もジョー・ストラマーよりはギターがうまい」

とコープランドが後に語っています。

スティングも彼のギターにかなり不満をいだいていたようで、

彼が参加したのは1977年発売の1stシングル”Fall Out / Nothing Achieving”のみです。

しかしリズムギターパートはスチュワートが弾いていたようです…。

このシングルはコープランド家の長男が運営する”Illegal Records”からデビュー、

そして次男がブッキングエージェントを務める家族運営のような状態でした。

ちなみにコープランド家長男は後にI.R.S. Recordsを設立し、

R.E.MやThe Go-Go’sを世に送り出しました。

ギタリストにお話を戻すと、1977年にAndy Summersが加入。

一時はツインギターになってようですが、アンディはなかなか不満だったよう。

結果コープランドよりクビ宣告を受けHenryは脱退となりました。

最後になりますが、Henry氏は当時かなり謎なギターを使用しています。

調べてみたところフランスのギターブランド”Jacobacci”のStudio IIIというモデルでした。

3マイクのレスポールカスタムに見えますが、PUはすべてシングルコイルです。

また独特な形状のテイルピース、0フレット、

Gibsonよりかなり大きいクラウンインレイなどかなり愛おしいビザールなギターです。

3PUなのに4つミニスイッチがあるのが謎だったのですが、

1つはVolume/Toneのバイパスのようです。

流石に現物を拝んだことはございませんが、1度でいいから実物を弾いてみたいものです。笑

それでは!

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