[ニコニコ雑記]なんと還暦!? Fleaのバースデー
こんにちは店長の野呂です。
ちょうど2年前の本日10月16日、アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開され、興行収入が日本国内初の400億円を超えて歴代1位となる大ヒットを誇りました。
皆様もご覧になりましたか?
私は映画は観ていませんでしたが、漫画では読んでいました。
そこからさらに遡ること50数年。
この世に大スターが生まれ落ちます。
Red Hot Chili PeppersのFleaです!
いまだに衰えない派手なパフォーマンスから歳を忘れていましたが、1962年生まれなので本日をもって還暦を迎えます。
そしてちょうど「By The Way」発売からも20年が経ちました。
なので今回はその長く輝かしいキャリアを彩ってきたフリーのシグネチャーモデルや使用モデルを振り返ってみたいと思います。
まずはこのベースから!
80年代はMusic Man Stingrayを使用していましたが、90年代に入り登場したのがこの”Modulus Funk Unlimited”です。
2000年の武道館公演でも使用されていましたし、まさに「フリーといえば」楽器の筆頭格ではないでしょうか。
なんと言っても1番の特徴はグラファイトネックで、なんとトラスロッドも入っています。
ネック裏は他のブランドだと潰しの黒のことが多いですが、Modulusはファイバーの柄が見えるデザインで個人的にはかっこいいと思います!
過去複数本取り扱いがあったのですが、特殊なネックと強力なプリアンプのおかげか、どの個体を弾いてもフリーのようなバキバキな音だった記憶があります。
次はファンから受け取ったとされる1961年製のジャズベースを基に製作された”Road Worn Flea Jazz Bass”です!
個人的には2006年のBBC Studioライブで使用していた映像が一番印象的です。
本人同様のシェルピンク/べっこうガードの組み合わせとスタックノブ搭載のかっこいい見た目と、Flea自身がデザインしたロゴ入りのジョイントプレートだけでも正直十分満足なのですが…笑
Fender USAの上位機種であるAmerican Original等に使われるPure Vintage ’64 Jazz Bass single-coilピックアップが搭載されており、かなり良くできていた印象です。
他にも、もう少し新しいモデルだと2019年に登場した”Flea Signature Active Jazz Bass”も販売されました。
ピックガードのないボディにサテンフィニッシュの組み合わせが現代的なルックスで、ネックジョイントがMusic Man的な5点留めなのが斬新だなと思いました。
ソリッドなルックスにティム・ショウデザインのハムバッカーピックアップ、18Vのプリアンプとかなり気合が感じられる電装系もポイントです。
まるで上記のベースのいいとこ取りをして1本にまとめたような仕上がりなのが萌えますね。
今回はこの辺で。