[ニコニコ雑記] 〜BBCでのライブ名盤 前編〜

こんにちは、店長の野呂です。

英国好きの私からニュースをお伝えいたします。
先日5月22日をもちまして、”BBC”の設立から51年が経過しました!
「あれ、そんなに短かかった?」と思われた方もいるかと思います。

失礼しました。

この”BBC”は、 [Biwako Broadcasting Co., Ltd. = びわ湖放送] のことです。
滋賀県を放送対象地域としてテレビ放送事業を行っている独立放送局で、自社制作番組では自らを”日本のBBC”と称したネタを扱うこともしているそうです。
これからも是非続けていただきたいですね。

ちなみに”英国放送協会”(=The British Broadcasting Corporation)の方の”BBC”は1922年設立なので、なんと今年で創立100年を迎えられるようです。
こちらは、記念すべき最初の放送が行われた11月にまた祝おうと思います。

さてBBC(英国の方です。笑)といえば、”Live at the BBC”や”BBC Sessions”という名ライブ盤が多数発売されています。

Google等検索するとやはり1番初めに引っかかるのはビートルズのアルバム。
ですが、他にも様々なアーティストがBBCでのライブ盤をリリースしていますよね。

皆様のお気に入りはどの盤でしょうか?
今回は私の独断と偏見で、3枚の”BBCでのライブ盤”を紹介したいと思います。

まずはこちら。
Jimi Hendrix / BBC Sessions です!

アルバムは98年の発売。
BBCラジオ番組に残ったあらゆるトラックが収録されています。

特徴は、ジミがイギリスでブレイクした67年の録音が多数収録されている点がまず挙げられます。
なので、スタジオ盤の1stと2ndに収録された楽曲からの演奏も多く残されています。
中でも、”Little Miss Lover”やJohn Mayer Trioのカバーでも有名な“Wait Until Tomorrow”など、その他のライブ盤ではほとんど収録されていない貴重なライブテイクは必聴です。

他には、ビートルズの”Day Tripper”、エルヴィスで有名な”Hound Dog”、クリームの”Sunshine Of Your Love”、マディの”(I’m Your) Hoochie Cooche Man”をはじめとしたカバーテイクも貴重ですね、聴き逃せません!

そして“Driving South”が3バージョンも収録されており、個人的には異なるテイクを聴き比べるのが楽しいです。

また、ラジオなどでのオンエア用の演奏ということで、いずれの曲も3:00~5:30程度のコンパクトな構成になっています。
後年のライブでは1曲が10〜20分ほどに及ぶこともあり、そうなってくると腰を据えて集中しないとなかなかしっかり聴くことが難しく感じられます。
コンパクトなだけに聴きやすくもありますので、ジミのライブ入門盤としてもオススメです。

2枚目・3枚目に関しては次回紹介させていただきますので、お楽しみに!
1987〜1990年のイングランド、1996〜2001年のスコットランドのバンドの作品で考えています。

日本の”BBC”も祝いつつ、今回はこの辺で。

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