[ニコニコ雑記] フェンダーの75周年記念モデル
こんにちは、店長の野呂です。
昨日7/24は宇多田ヒカル氏のライブを観にさいたまスーパーアリーナへ行ってまいりました。
このツアーはデビュー25周年記念のタイミングである昨年末に発表されましたが、6年ぶりのライブツアーということでそれからとても楽しみにしていました。
本日もさいたまでのDay2が行われる他、これからもツアーが続きますので詳細には言及しませんが、25周年という節目に相応しいどの年代のファンも楽しめる充実の内容でした。
音源とは全く異なるアレンジで披露される楽曲もあり、そんなライブならではの見どころも満載でした!
今回のツアーも映像作品化を期待しています。
さて、多数のカスタムショップ製ストラトを在庫している当店ですが、”Anniversary”つながりで今回は限定仕様のモデルが入荷していますので、紹介いたします。
こちら!
Fender Custom Shop 2021 Limited Edition 75th Anniversary Stratocaster NOS (Diamond White Pearl) です!
なんのアニバーサリーかというと、Fender社の創設から75周年を記念しているということです。
(前身会社は1945年の設立ですが、フェンダー・エレクトリック・インストゥルメント・カンパニーに改名されたのは1947年だそうです。)
周年モデルに相応しい特別な仕様が盛り込まれていますので、順に見てまいりましょう。
まずはボディカラーです。
写真では、一見ただのWhiteに見えるかもしれませんが、よく見るととても細かなラメの入った”ダイヤモンド・ホワイト・パール”カラーで仕上げられています。
見る角度によって光り方が変わる煌びやかなフィニッシュです。
これにゴールドハードウェア&アノダイズドゴールドピックガードが組み合わさることで非常にゴージャスなルックスですね。
指板面のポジションマークもサイドポジションマークも特別仕様です。
指板面の方ではレスポールカスタムのような”マザーオブパール”インレイが使用されています。
指板に採用されている黒々としたAAAグレードのローズウッドとのコントラストが高級感をさらに引き立てています。
サイドポジションマークは、”キュービックジルコニア”というダイヤモンドを模して開発された人工石が埋め込まれる形式です。
ダニーガットンモデルに代表される仕様ですね。
この少しの出っ張りが演奏時に気になるのではないかと心配になりますが、個人的には親指を6弦側に出して握り込むシェイクハンドスタイルでの演奏でも気にならず、意外にも違和感のない演奏性となっていました。
ネック材にもこだわっており、近頃のカスタムショップ製品では使用される頻度の少ない希少な5Aバーズアイメイプルが使用されています。
ネックは薄めな”60 Style Oval Cシェイプ”で、9.5R指板 & 6105ナロートールフレットの現代ではスタンダードとなったプレイヤビリティに優れた仕様です。
ピックアップもハンドワウンドの”Fat 60s”搭載、中低域にフォーカスした太く甘めなサウンド傾向です。
リア用に独立したコンデンサが配され、リアトーンも効く仕様です。
今後同じような仕様のストラトはなかなか出てこないと予測されますので、気になった方はお早めにご検討ください!
(何かご不明な点がございましたら、どうぞこちらよりお気軽にお問い合わせくださいませ。)
今回はこの辺で。