[ニコニコ雑記] ブリティッシュロックと3段積みMarshall
こんにちは、店長の野呂です。
さて皆様はステイホームの休日なにをされておりますでしょうか。
私はもっぱらレコードを聴くかYoutubeのライブ映像を見ることが多いのですが、
今回はその中でふと思ったことについて書きたいと思います。
「60’sブリティッシュロック勢でMarshallのスタックを使ってない音がする話」
です、「なんだその話」と思った方すみません。
しかし、ライブ映像などでおなじみMarshall 3段積みですが、
マイキングされていない映像多くないですか?
The Who、Eric Clapton、Jeff Beck…などなど。
もちろん他の楽器にマイクが立っていない場合、当て振りの場合を除いてですが…
『見逃しがちな位置にマイキング用の別アンプがセットされている』
60年代のPete TownshendはMarshallスタックに隠れてVOX AC30やFender Bandmasterが用意されマイキングされている画像があり、録音されている音声はきっとこちらでしょう。
Jeff Beckもおもてに向けているMarshallキャビではなく裏にバックアップのように置かれているキャビとFenderがマイキングされていることが多いです。
変わり種としてVan Halenもヘッドは使っているけれどダミーロードを通しプリアンプにして、
空間系エフェクトを通した上別のキャビとパワー・アンプを使用していたりもします。
(ブリティッシュでもありませんでした、失礼しました…)
他のギタリストもそうですがバックアップに見せかけたマイキング用アンプが置いてあることが多く、
定説に反し”こっちの方が聴いていた音に近い!”となるかも!
アンプ選びはもちろん、Kemper、Fractalなどでモデリングアンプを選択して音作りするときの参考にもなると思いますので、
気になった方は是非他のギタリストも画像や文献が残っていることが多いので調べてみてください!
東京では緊急事態宣言が本日より発令されましたが、Marshall 3段積みの爆音でウイルスもぶっ飛ばせたらいいんですけどね、などと思ってしまいました。笑
皆様くれぐれも感染症対策に気を払い、健康状態にはお気をつけください!話はつきませんが、今回はこの辺で!