[ニコニコ雑記] ロカビリーの日
こんにちは、店長の野呂です。
本日2月8日は「山形市ラーメンの日」だそうです。
山形市はラーメン消費量が日本一の都市で、山形駅前にはかなりの件数のラーメン屋があることで知られていますが、「辛味噌ラーメン」、「納豆味噌ラーメン」、「冷やしラーメン」などなどの独自の進化を遂げたご当地ラーメンが魅力ですね。
そしてもう一つ、2/8は「ロカビリーの日」だそうです。
1958年の2月8日にロカビリーブームの火つけ役となった”日劇ウエスタンカーニバル”が開催されたことに由来します。
これは東宝が運営する日本劇場で開催されていた音楽フェスティバルで、観客動員数は初日だけでなんと9,500人!!
ドームや武道館でのライブが行われていない1950年代当時に、1週間で45,000人の動員を記録するのはとんでもないことでした。
1960年台に入るとこれがグループサウンズブームを巻き起こし、以降1977年まで計57回の公演が行われました。
当時出演していたアーティストを一部紹介すると以下の通りです。
・ミッキー・カーチス
・ザ・スパイダース
・寺内タケシ
・ザ・タイガース
・ザ・ジャガーズ
GSブームが去った70年代以降はアイドルも出演するようになり、ジャニーズのタレントやキャンディーズも公演が行われていたそうです。
そんな”日劇ウエスタンカーニバル”ですが、当時出演していたバンドの画像を見ると使われている楽器から時代の移り変わりが感じられます。
例えばこれは1950年台
Gibson CF-100ですね。
PU付きのCF-100Eじゃないのがポイントです。
続いてはこちらの写真。
GibsonのDoveが登場し、60年代の訪れるを感じます。
かまやつ氏がとても若いですね。
時は流れ1968年8月26日から9月2日にかけて行われた第36回 日劇ウエスタン・カーニバルの写真です。
Fender TelecasterやRickenbacker 330が写っております。
ローズ指板のテレキャスターは初回の1958年には存在し得なかった楽器ですね、こういった昔の写真からギターの歴史的な背景やスペックの変遷を感じられるのがギターの面白いところでもあります。
また、当時の写真を見ていると、この時代をくぐり抜けて現代に残っている楽器へのありがたみを感じます。
ギターは大切に、そして適切に取り扱うことで長いこと使用できるのが大きな魅力の一つですので、自分自身改めて日頃から楽器を大切にしようと感じました。
今回はこの辺で。