[ニコニコ雑記] ローウェル・ジョージの日
こんにちは、店長の野呂です。
本日はリトル・フィートでギターを務めたローウェル・ジョージのお誕生日です!
34歳の若さでこの世を去ったローウェル氏ですが、世界中のギタリストたちに大きな影響を与えました。
特に日本では矢野顕子氏やはっぴいえんどのセッションに参加していたり、鈴木茂氏のプレイスタイルからはローウェル氏への大きなリスペクトが感じられます。
良い意味でルーズさのあるスライドギターと、一度聴いたら忘れない独特の音色はとても心地よくて聴けば聴くほど癖になります。
そんなローウェル氏のメインギターで有名なのはナチュラルフィニッシュ/メイプル指板、様々な改造が施された1972年製ストラトキャスターです。
リアピックアップはテレキャスター用に交換され、アウトプットにはAlembic製のStrato Blasterというブースターが内蔵されています。
弦はFenderのF-50セットでオープンAチューニングだったそうなのですが…
13-54のフラットワウンドで、かつ2、3、4弦が1音上げとなると相当きついテンションだったことがわかります。
SRVも013~ゲージの弦を使用していましたが、3弦はプレーンですし、そもそも半音下げなのでローウェル氏よりかはテンションが緩かったはずです。
「SRVのギターはネックが反りまくって弦高が高くて弾けたもんじゃなかった」というコメントをよく目にしますが、ローウェル氏のストラトもおそらく同程度か、より凄まじいコンディションだったことが想像できます。笑
またスライドバーの代わりに11/16インチサイズのソケットレンチを使用していたそうです。
弦が負けて使いずらそうと思っていたのですが、上記のセッティングとコンディションなら納得がいきますね。
同時に強靭な肉体があればどんな楽器も怖くないというのを体現している気もします。
私も筋トレに少しは精を出してみようかなと思った今日でした。
今回はこの辺で。