[ニコニコ雑記] 不朽の大名盤 ”ジギー・スターダスト”

こんにちは、店長の野呂です。

先日ランチの時にラジオでたまたま聞いて知ったのですが、
現在デヴィッド・ボウイの伝記映画「スターダスト」が公開されていますね。

(C)COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC

公式HPより引用いたしますと、

”映画『スターダスト』はアルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年、若き日のデヴィッド・ボウイを描いた“ジギー・スターダスト”誕生の物語。”

とのこと。

ベルベット・アンダー・グラウンドやアンディ・ウォーホルとの出会いなども描かれているとのことで、非常に興味深いドキュメンタリーなのではないかと。
観に行きたいと思っています。

また、年明けには1973年のライブ映画『ジギー・スターダスト』が劇場で公開されますね!

(C)Jones-Tintoretto Entertainment Co.,LLC


これはよく知られたライブ映画で、ボウイが1972年から73年にかけて行った長期ツアーの最終公演”ロンドン ハマースミス・オデオン劇場でのライブ”の様子を収めたものです。

これに関しては私も観たことがあるものなのですが、是非とも映画館に足を運んで大きなスクリーンと大きな音で楽しみたいと思っております。

さてさて、今回は来年発売50周年を迎える不朽の大名盤”ジギー・スターダスト”に関して、聴いたことがない方や知っているけどそこまで馴染みがないといった方に私なりに魅力をお伝えできればと思います。

まずは原題とアルバムジャケットがこちら!

“The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars” です!

デヴィッド・ボウイが扮する架空のスター”ジギー・スターダスト”とそのバックバンド”ザ・スパイダーズ・フロム・マーズ”の栄枯盛衰といったタイトルです。

タイトル通りのコンセプトアルバムとなっており、地球は5年後に迫る資源枯渇を原因とする人類滅亡の危機を迎えている設定。
そこへ救世主として異星より来たバイセクシャルのロックスター”ジギー・スターダスト”がロック・スターとして成功し、そして没落するまでを描いています。

単にそれぞれの曲を楽しむだけではなく、アルバムの1曲目から最後の11曲目にかけて連綿と物語が進んでいくのを楽しめるというのがコンセプトアルバムの良さですね。

(そういえば最近見たネット記事に、最近の若い世代はアルバムは疎か曲単位ですらなく、間奏やイントロを飛ばして聴くとありましたが、本当ですか?笑)

余談ですがこちらの裏ジャケットの電話ボックスは現在も残っており、私も弊社の社員旅行でロンドンへ行った際に訪れました!

ピカデリー・サーカスから少し歩いたところのレストランが立ち並ぶ小さな通りにあり、テラス席の奥の方にあって近寄り難かった記憶がございます。笑

そしてこの頃のボウイはかなり奇抜な衣装やメイク(眉毛全剃りetc)をしており、ヴィジュアル面も最高。
妖艶でいて狂気じみている風貌はかなり魅力的です。

そしてそして、これは当たり前ですが曲がめちゃくちゃいい!

ヘヴィな曲からメロウな曲まで、ロックンロール・ナンバーからフォーキーな曲まで、全11曲どれも印象的な音使いや展開で、それでいてキャッチーに仕上がっています。

もちろんギターの音色も最高です。

この頃のボウイを支えたギタリスト”ミックロンソン”に関しては、次回以降に紹介したいと思います。

今回はこの辺で。

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