[ニコニコ雑記] 偉大なるブルースマン 〜Buddy Guy〜

こんにちは、店長の野呂です。

本日は偉大なブルースマン、バディ・ガイ氏の誕生日です、87歳になられました!

QUEBEC CITY, QUEBEC – JULY 10: Guitarist Buddy Guy performs on day 7 of 2019 Festival D’été Quebec at Plains of Abraham on July 10, 2019 in Quebec City, Canada. (Photo by Scott Legato/Getty Images)

生誕は1936年7月30日、1960年のチェスレコード時代よりすでに60年以上も活動を続けています。
驚くべきことに今年も精力的にツアーを敢行しており、なんと昨日も一昨日もライブをされていました。
アグレッシブなプレイスタイルやシャウトは今なお健在で、その変わらない姿には脱帽いたします。

私の敬愛するローリング・ストーンズやジミ・ヘンドリックスをはじめ、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ゲイリー・クラーク・ジュニアに至る現在まで、バディガイが与えた影響の大きさは計り知れないでしょう。

そんなBuddy Guy氏ですが50年代後半にはストラトキャスター(57年製)を使用し始め、現在に至るまで様々なストラトキャスターを使用しています。

近年は自身のために生産されたHoney Blondeのストラトキャスターを使用しています。(最初の写真参照)
22フレットの1ピースメイプルネックで、ヘッドアジャストとなっています。

個人的には、初めて聴いたアルバムがこちらだったため、SG Customのイメージも強いです。
キャリア初期の60〜64年の音源を収録した、エネルギーに満ち溢れた素晴らしいアルバムです。
(とはいえ、SG Customは実際にステージで弾いている映像を見たことはありません。どなたかご存知でしたら教えてください。)

マーティン・スコセッシ氏が監督を務めたストーンズのLive映画「Shine A Light」では、マディ・ウォーターズの楽曲「Champagne and Reefer」でゲストとして登場しましたが、極めて存在感ある圧倒的なシャウトとギターを披露されていました。
この時には白地に黒のポルカドットのストラトを使用していました。
(トレードマークの水玉模様のストラトには様々なカラーバリエーションがあります。)
カメラワークも絶妙で、タバコを吸いながらギターを弾くキース&ブルースハープを吹くミックと向かい合ってバディがギターを弾くシーンはなんとも微笑ましいです。

最後に個人的な趣味にはなりますが、ひとつアルバムを紹介させていただきます。

2005年に発売された、スライ&ザ・ファミリー・ストーンへのトリビュート・アルバム「Different Strokes By Different Folks」です。

実に様々なアーティストが参加しているのですが、ただスライ&ザ・ファミリー・ストーンの楽曲をカバーするだけではありません。
オリジナルのマスターテープを使用してリミックスを試みたり、スライとハモってみたり、異なる楽曲を混ぜ合わせてみたりなど、なかなか他では見られないような多様なアプローチでカバーがされているのです。
(これは言葉での説明が難しいのですが、原曲を知っている誰もが一回聴けば「なるほど」となるはずです。)

バディ・ガイもジョン・メイヤーとコンビを組んで参加しており、“You Can Make It If You Try”を取り上げています。
どうしょう、私はこのクレジットを見た時に「是非とも聴きたい!」と思いました。

他にも、Will.i.am、Maroon 5、The Roots、John Legend/Joss Stone/Van Hunt、Chuck D/D’Angelo/Isaac Hayesなどなど、様々なジャンルのかなり熱い面子が参加しておりますので、イチオシです!

今回はこの辺で。

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