[ニコニコ雑記] 実はビートルズギア? ~Burns Nu-Sonic Bass~
こんにちは、店長の野呂です。
2024年もいよいよ年の瀬が迫ってまいりました。
今年も残すところ残り数日ということで、“冬季休業”のお知らせです。
休業期間:12/29(日)〜1/3(金)
新年の営業開始は1/4(土)から。
営業時間は普段と変わらず、11:00〜20:00となっています。
定休日も変更はなく、水曜日のみお休みです。
休業期間中メールでのお問い合わせは受付しておりますが、回答につきましては 1月4日(土)より順次対応させていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
さて、本日は「ブリティッシュロックといえば!」なモデルを多数輩出している”Burns”のベースが入荷したのでご紹介させていただきます。
Burns Nu-Sonic Bass Reissue (Cherry Red) です!!
オリジナルのNu-Sonic Bassは1964−65年にかけて生産されたモデルで、同じNu-Sonicのギターも販売されていました。
そしてタイトルにも書いた通りですが、実はビートルズギアなんです。
ベースなのでポールかと思ったのですがハズレで、ジョージ・ハリスンが1966年に「Rain」のレコーディングセッションで使用していたそうです。
「ポールの左利き用のベースは弾けないから」とのことで用意されたとのことで、Epiphone Casinoを演奏するポールとともに写真に写っています。
ちなみにArctic Monkeysのニック・オマリーもBurnsのベースを使用していますが、そちらはSonic Bassという兄弟モデルです。
今回入荷したのはリイシューモデルは90年代以降に再生産されたものです。
ボディはバスウッドですが、トップとバックには薄いメイプル(プレーン)の化粧板が貼り付けられています。
ピックアップも当時のモデル同様に”Nu-Sonic Bass”ロゴ入りです。
ブリッジサドルがちょっと変わった構造をしていて、指板のRに合わせて湾曲した鉄のバーに足がついた感じになっています。
個別の弦ごとには調整できませんが、全体の弦高調整はできる構造になっています。
ネックジョイントですが、樹脂のプレートとと細いネジが確認できます。
「もしや、これがジョイントプレートとビスなのでは」と初めは不安に思いますが、
もちろんこれは飾りで、ちゃんと固定用のボルトと”Gear-o-Matik”トラスロッドに調整穴があります。
店頭では既に販売中となっていますので、ぜひ観にいらしてください!
今回はこの辺で。