[ニコニコ雑記] 店頭販売中の楽器紹介 その1 〜T.S factory ECO企画 ST Heavy Relic〜
こんにちは、店長の野呂です。
当店ではWebにて新着商品を日々掲載しておりますが、Web掲載までにまだ時間がかかりそうな一部の商品に関しては先に店頭での販売を開始しています。
ということで、今回からはブログをご覧いただいている皆様にいくつかWeb掲載前の商品の中でおすすめのアイテムをピックアップして紹介してまいります。
最初がこちら!
T.S factory 2021 ECO企画 “RRR” ST Heavy Relic (Light Purple) です!
当店ではこれまで多数のT.S factory製品を取り扱いしてますが、中でも数の少ない”Heavy Relic”タイプです。
(T.S factory ECO企画に関する詳細は過去ブログをご参照ください。)
一番の売りはなんといっても珍しいカラーリング、そして極薄のオールラッカー塗装に大胆なレリックが施されている点です。
塗装の色やけやムラ、露出した下地も再現されており、絶妙な色合いのリアルな仕上がりです。
ウッドマテリアルはアルダー2ピースボディ、スラブ貼りローズ指板のメイプルネックのオーソドックスな60s仕様の組み合わせです。
ナット幅は約42.0 mm、ネックシェイプは細すぎず太すぎない標準的なCシェイプですので、多くの方にとって親しみやすい演奏性ではないでしょうか。
ピックアップはロシア製の手巻きピックアップメーカー”Alexander Pribora”の”Red Hot”モデルがチョイスされています。
直流抵抗値は実測値で リア6.50 kΩ、センター(リバース)6.11 kΩ、フロント6.00 kΩです。
リアの出力を若干高めることでポジションごとの出力バランスに配慮しており、トラディショナルなストラトトーンがコンセプトのモデルです。
ボビンの色が赤なのは珍しく、かなり印象的な見た目ですね。
このPUで面白いと感じた点が、ポールピースの高さにポジション毎の違いを設けていることです。
いずれも3弦が一番高く2弦が一番低いトラディショナルなFenderスタイルのスタッガードポールピースではあるのですが、フロントからリアポジションにかけて各弦ごとの高低差が少なくなっていく独特の設計です。
(リアピックアップは一目フラットポールピース仕様なのかと見間違えそうなほどわずかな高低差になっています。)
これはおそらく、1〜6弦の各弦ごとのサウンドムラを減らすよう考慮されているものと推測されます。
ブランドを問わずRelic加工 / Aged加工の製品は非常に人気がありますが、選択肢としてはどれも高価なものが多いですよね。
こちらはオールラッカー塗装、Relic仕上げ、妥協のないハードウェア、そしてこのルックスで驚異のコストパフォーマンスを誇ります。
もちろん店頭ではお試しいただくことができますので、是非お手に取ってご検討ください!
より詳しい楽器の詳細や価格が気になるというお客様は、こちらからお気軽にお問い合わせくださいませ!
また、当店では通信販売も承りしております!注文方法やお支払い方法に関しては当店HPのこちらのページをご参照ください!
次回紹介のアイテムもお楽しみに!
今回はこの辺で。