[ニコニコ雑記] 斉藤和義シグネチャーモデル“Gibson KS-330”入荷!

こんにちは、店長の野呂です。

今回は、新着楽器を紹介したいと思います。

こちらです!

斉藤和義氏のシグネチャーモデル、Gibson Custom Shop 2012 KS-330 VOS with Bigsby Kazuyoshi Saito Signature (Ebony Black) です!

私は斉藤和義氏もES-330も大好きですので、今回の入荷は個人的に非常に嬉しく思っています。
“KS-330”という、ご本人のイニシャルとES-330をかけ合わせたモデル名が印象的ですね。
ファンの方には、アルバム”45 STONES”のジャケット写真でお馴染みでしょう。

それでは、ご本人のこだわりが詰まったスペックに注目してまいりたいと思います!

まず目を惹くのが、なんといってもクールなエボニーブラックフィニッシュビグスビーB7を組み合わせたルックスでしょう!
ES-330は、ほとんどがサンバーストかチェリーフィニッシュですので、「黒いのがあったらいいのに」と思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、デビューシングルのタイトル「僕の見たビートルズはTVの中」からも分かる通り、ビートルズ好きとして知られている斉藤和義氏。
Epiphone Casinoをビートルズ好きが使うのはベタ過ぎるという思いもあって、2001年頃にサンバーストの62年製ES-330を購入したと仰っています。
(60年代のES-330とEpiphone Casinoは同じカラマズー工場で生産されており、ヘッドを除いて寸法や主要なパーツはほとんど共通です。)
それでも今回のシグネチャーモデルにB7タイプのビグスビーが取り付けられている点に、ポールとジョージのカジノへのリスペクトを感じます。

センターブロックのないフルアコースティック構造のボディは、ビグスビーが付いているにも関わらず2.98kgと軽量です。
アンプを繋がなくてもそこそこの音量が得られるので、自宅で少し弾く程度なら気軽に手にとって楽しめる楽器です。

ネックは59年製をプロファイルした太めで握りごたえのあるグリップが採用されています。
ES-330のポジションマークは62年の途中にドットからパラレログラム(平行四辺形)インレイになり、斉藤和義氏が所有する62年製もパラレログラムインレイの個体ですが、今回のシグネチャーモデルではドットのポジションマークが採用されています。
この辺りも59年製の仕様に準じています。

ヘッドの「Kazuyoshi Saito」と記載されたシルクスクリーンはファンには嬉しいポイントです。

ピックアップは通常よりも300ターンほど巻き数を減らしたカスタムワウンドのP-90が2基搭載されています。
これは現行品のP-90の出力が強すぎると感じたため、ローパワーにしたかったとのことです。
確かに私個人の実感としても現行品のP-90はブーミーすぎると感じることがありますので、これはめちゃくちゃ嬉しい!
実際に通常の現行品のP-90よりもパワーが抑えられ、低域がすっきりとしてシングルコイルらしさの引き立ったサウンドとなっています。
細かな点ですが、ブリッジサドルは本人所有の62年製と同じ樹脂製です。

もちろん専用ハードケースや認定書などの付属品も揃っております。
近日中にはHPやデジマートへ掲載されて販売予定となっていますので、是非ともご検討くださいませ!

今回はこの辺で。

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