[ニコニコ雑記] 12弦ギターサウンドを楽しめる楽曲 ~12弦ギターの魅力 その2~

こんにちは、店長の野呂です。

それでは前回のブログに引き続き、

今回は “12弦ギターのサウンドが楽しめる楽曲”

を紹介して参りたいと思います!!

まずは、The Beatles“Ticket to Ride” です!!

イントロの一番頭から奏でられているギターリフで、
ジョージが Rickenbacker 360/12 を使用して演奏しています。
一聴して12弦とわかる爽やかなサウンドですね。

このギターリフがドラムと同じリズムで曲を引っ張っていきます。
2拍3連のリズムを効果的に使ったリフはジョンらしい作曲センスが光っているように思います。

最初のヴァースでは5弦開放のAが絶え間なく鳴ったドローンが取り入れられています。
1965年2月のレコーディングですが、この段階ですでにインド音楽の影響を感じさせます。

続いては、The Byrds が1965年に発表した “Mr. Tambourine Man”です。
(原曲は皆さんご存知の通り ボブ・ディランです。)

この曲も12弦ギターの代表曲として外せないでしょう。

ギタリストのロジャー・マッギンの12弦ギター(MaplegloのRickenbacker 360/12)による、
浮遊感のあるアルペジオがこの曲のサウンドを特徴づけています。

ちなみにベーシックトラックのレコーディングにはアラン以外のメンバーは参加しておらず、
私も大好きなドラマーのハル・ブレインをはじめとした「レッキング・クルー」が演奏しています。

そして21世紀には、バーズから影響を公言するイギリスの若者達によるバンド、
The Temples が登場します。

2014年に発売された1stアルバムの”Sun Stractures”の1曲目、
Shelter Song”はのイントロではサイケデリックな12弦サウンドが楽しめます。

ライブでは Danelectro59 12 String のブラックカラーのものを使用しています。

最後に国内から、ユニコーンの”すばらしい日々

1993年に発表された、ユニコーン解散前最後のシングル。

曲中全編にわたって奥田民生氏による12弦ギターのアルペジオが鳴り響く名曲です。

2009年の再結成以降は、この曲を演奏する際に Gretsch製 6075 12-Strings を使用している様子を確認できます。

12弦ギターは弦交換やチューニングが面倒だったり、弾きにくかったりと、
その取り扱いは大変なことが多いですが、
その分得られるサウンドは他では得られない特別なサウンドです。

一家に一本12弦ギターを導入してみてはいかがでしょうか?

今回はこの辺で。

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