[ニコニコ雑記] Cornell Dupree ~一家に一枚の名ライブ盤 3選~ 後編

こんにちは、店長の野呂です。

前回に引き続き、コーネル・デュプリー編です。

今回はおすすめのライブ盤を3枚取り上げたいと思います!!

1枚目はこちら!

Aretha Franklin / Aretha Live at Fillmore West (1971年)

サックス奏者のキング・カーティス率いるザ・キングピンズのギタリストとしてコーネル・デュプリーが参加しており、1曲目のオーティスのカバー”Respect”はバンド全員がのっけから超ハイテンションでドライブ感全開の凄まじいパフォーマンスなので必聴です。

ちなみにザ・キングピンズにはあのジミ・ヘンドリックス(写真の一番右)も参加していたことがあり、コーネル・デュプリーと一緒にギターを弾いている写真も確認できますよ!(このころのジミヘンは白の右利き用ジャズマスターをひっくり返して使用しています。)

 

2枚目はこちら!

Donny Hathaway / Live (1972年)

言わずと知れた大名盤ライブアルバムです。A面4曲はハリウッドでのライブでリード・ギターはフィル・アップチャーチなのですが、B面4曲はニューヨークでのライブでコーネル・デュプリーがリード・ギターです。

“Little Ghetto Boy”の歌が入る直前での痺れるチョーキングフレーズはとてもシンプルなのですが、何回も繰り返し聴きたくなるキレがあります。
ジョン・レノンのカバーの“Jealous Guy”では、ピアノ・ヴォーカルのダニーとの見事な掛け合いギターを披露しています。

もちろんA面のフィル・アップチャーチも、他のメンバー、マイク・ハワード(g)、ウィリー・ウィークス(b)、アール・ドゥルーアン(cong)、フレッド・ホワイト(ds)もめちゃくちゃ最高です。
(ドラムはアース・ウィンド&ファイアーのリーダーでドラマーのモーリス・ホワイトの14つ下の弟で、なんと当時16歳!その後はアースのメンバーとしても活躍しました。)

他にも”Voices Inside (Everything Is Everything)”でのウィリー・ウィークスの長尺ソロなど、聴き所満載です!

 

3枚目はこちら!

Stuff / Live at Montreux 1976

当時のNY界隈の凄腕スタジオ・ミュージシャンによって結成された”Stuff”によるLive盤です。

メンバーは、コーネル・デュプリー(g)、エリック・ゲイル(g)、ゴードン・エドワーズ(b)、スティーヴ・ガッド(ds)、リチャード・ティー(key) と錚々たる顔ぶれです。(この日、もう一人のドラムのChristpher Parkerは不参加。)

個人的に好きなのはスティービー・ワンダーのカバーの、”Signed, Sealed, Delivered”です。
オリジナルはエレキ・シタールをフィーチャーしたキャッチーなメロディーのイントロ・フレーズですが、カバーではアップテンポでキレのあるノリノリの演奏です。
そしてこの曲からそのままスティーブ・ガッドのドラムソロへとなだれ込みます。

この時のライブは映像化もされており、そちらはYouTubeで確認できます。必見!!

それでは今回はこの辺で!

Follow me!