[ニコニコ雑記] Fender党の私がまだ持っていないFenderギター〜ムスタング〜
こんにちは、店長の野呂です。
皆様今月号のギターマガジンは読まれましたでしょうか。
ムスタング特集でしたね、”偏愛”と。
様々な視点からムスタングについて書かれていて、楽しく拝読いたしました。ギタリスト必聴ジャズ名盤なんかも紹介されていて、そちらも興味深かったです。
さて所有ギターの9割がFenderの私ですが、お恥ずかしながらMustangを持っていません。(以前のブログでもお話しさせていただきましたね…。)
ジャガーもジャズマスターも、おまけにハードテイルのストラトなんかも持っているのですが、ムスタングは持っていないのです。
全くの個人的な話で恐縮ではございますが、今回は「こんなムスタングが欲しい!!」ということで、将来我が家のリビングに置いてあるであろう”ムスタングのスペック”ついて勝手にお話したいと思います。
理想のムスタングは初年度の、「1964年製 24インチスケール ホワイト・カラー」のもの、上記写真のようなタイプです。
初年度の特徴の一つが、クレイドットのポジションマークです。
オリジナルのクレイドットは色味が絶妙で、完成度の高いカスタムショップのリイシュー品でもなかなか再現が追いついていないところではないでしょうか。
また、先端の丸みが65年後期以降(ストラトのラージヘッドと同一サイズ)と比較して小さい「ムスタング・スモールヘッド」も非常に可愛いらしいです。
ややこしいのですが、そもそも「ムスタング・スモールヘッド」は、ストラトのスモールヘッドよりかは絶妙に大きいサイズ感。
なのでパッと見ではラージヘッドとの違いが結構わかりにくいかもしれませんが、先端の丸みの大きさに注目すると区別しやすく、先端の丸みの終端部分が1弦&2弦のペグポストの真ん中あたりならスモールヘッド、2弦ペグポストの辺りならラージヘッドです。
そして、24インチネック(22フレット仕様) & 22.5インチネック(21フレット仕様)と2種類の長さ違いのネックがあるムスタングですが、24インチネックでもAネック(ナット幅:約38.1mm)しか存在しないというのも64年に特異な点です。(65年以降の24インチネックはほとんどがナット幅:約41.3mmのBネック)
ちなみに当店の20代スタッフは私を除いてみんながMustang(またはMGタイプの)を所有しています、目当てのスペックを見つけた時には私も購入したいと思っています。笑
ムスタングをお探しの方、ムスタングをメインで使用中で他のサブギターをお探し中という方は、ムスタング使いの当店のスタッフにお気軽にご相談くださいませ!!
一家に一本、小さくてかわいいムスタング、皆様もリビングルームギターにいかがでしょうか?
話はつきませんが、今回はこの辺で!