[ニコニコ雑記] Grant Green と Gibson ES-330
こんにちは、店長の野呂です。
2週連続で日曜日にもかかわらずあいにくの雨&強風ですね…。
例年より早めに満開を迎えた東京の桜も散ってしまいそうです。
昨年も自粛により花見というムードではなかったので、来年には盛大に楽しめたらいいなと思います。
さて、今回は私の個人的な話で恐縮なのですが、最近よく聴いている”Grant Green(グラント・グリーン)”についてです。
グラントグリーンは、1961年よりブルーノートレーベルで活躍していた黒人ジャズギタリストです。
初期の頃はオーソドッグスなビバップ、60年代後半からはジャズ・ファンクで活躍しました。
キャリアを通してシングルコイルのギターを使い続けており、その単音主体のフレージング、ソリッドな音色、シンプルな演奏は普段はあまりジャズを聴かないロック畑の方にもわかりやすく、ジャズは「難しい」、「敷居が高い」と感じている方にも非常におすすめです。
彼の単音主体の演奏スタイルはよく”ホーン・ライク”と形容されていますね。
61〜65年頃はサンバーストの Gibson ES-330 をメインで使用しており、ジャッケットの写真でも度々目にすることができます。
はー、めちゃ渋い!! 最近私は、59〜61年頃の黒ピックアップカバーでドットポジションマークの個体が欲しくて、デジマートのチェックを欠かしておりません笑
日頃は同じボディシェイプ、ボディ構造の中国製カジノをよく弾いてますが、買い換えたいぜ…。
そして個人的に一押しのアルバムはこちら!!
[Live at the Lighthouse]
1972年のライブを収録したLive盤です。”Windjammer”や”Jan Jan”における1コード進行で展開される怒涛のインプロヴィゼーションは、スピード感やドライブ感が凄まじく圧倒的な集中力を感じさせます。
“Betcha by Golly, Wow”でのメロウな演奏も素敵です。
バンドメンバーも最高で、特にベースがウィルトン・フェルダーなのも個人的には最高なポイントです。(Marvin Gaye、Jackson 5、Ringo Starr、Billy Joel、B.B.Kingなど、本当に様々なジャンルのミュージシャンのセッションにベースで参加しているサックスプレイヤー(!?)の人です。)
それにしても、ES-330のことが毎日頭から離れませんが、欲しいギターや気になるギターがあってそのことばかり考えている時って本当に楽しいですよね。
当店在庫販売中の商品はすべてHP/デジマートに掲載しておりますので、是非いろいろご覧になっていただいて、お目当てのギターがあるかチェックしてみてください!
買取・下取りもいつでも大歓迎ですので、お気軽にご相談ください!