[ニコニコ雑記] Happy Birthday、アルバートコリンズ!
こんにちは、店長の野呂です。
本日は10月1日、今年も残すところ1/4となりました。
年々時が過ぎるのが早く感じるようになっているのですが、今年もやはり息つく暇もなく年末を迎えようとしています。
さて本日ですが、偉大なギタリストの誕生日でもあります。
アルバート・コリンズ氏です。
来月で没後30年を迎えますが、現在でも根強くファンが多いブルースギタリストの一人ですよね。
テレキャスターが大好きな私としては、キース・リチャーズやコーネル・デュプリー、ジェームズ・バートンなどと並んでギターヒーローの一人です。
そんなアルバート氏のメインギターはナチュラルフィニッシュ/メイプル指板の1966年製カスタムテレキャスターです。
フロントピックアップはハムバッカーに交換し、ブリッジカバーをつけたまま人差し指と親指で弾くのがアルバート・コリンズスタイルです。
ちなみに、以前当店でアート・エスパーザ氏が製作したAlbert Colins Telecasterが入荷したことがあったのですが、個人的にとても嬉しく感じました。
アンプは出力100wのスタックアンプFender Quad Reverbを愛用していました。
つまみのセッティングはBassが”0″、それ以外”10″という極端なセッティングでした。
エフェクターを使わないコリンズ氏ですが、もう2つトレードマークの機材があります。
1つはカポ。
オープンFマイナーの変則チューニング演奏するため、変調の際には必ずカポを使用していました。
なので、キーがDmの時は9F、Emの時は11Fという通常では考えられない位置にカポをつけるという荒技を駆使して、オリジナリティ溢れるスタイルで演奏していました。
世界広しといえど、おそらく一番高い位置にカポをつけた記録では無いでしょうか。
2つ目はケーブル。
恐ろしく長いケーブルを使っていたとことで有名で、全長なんと100ft = 30.5mだったと言われております。
ビルの10階から垂らしても地面につく長さです。
そのおかげで…
「ライブ中にギターを弾きながら隣の店にピザを買いに行った、その間音を外さなかった。」
という伝説まで作ってしまいました。
嘘か真かは不明ですが、面白い逸話です。
余談ですが、アルバート氏は主にリアかセンターを使用して演奏している映像や写真が確認できますが、純粋なフロントハムを使用している様子は確認できませんでした。
フロントハムを使用しているレアな写真や映像をご存知の方はご教示ください!
今回はこの辺で。