[ニコニコ雑記] Marshall、VOX以外のブリティッシュアンプ

こんにちは、店長の野呂です。

最近ジャズと並行しグラムロック関連をディグしているのですが、
ライブ画像や映像を見るたび思うことがございます。

 

「Marshall、VOX以外のアンプ率高くないか?」

 

ということで本日はマイナーなブリティッシュアンプの名機について書いていこうと思います。

まずはSelmer。

60年代にBeatlesやThe Whoのステージでよく見られます。
Jimmy PageもYardbirds以前から使用していたようですね。
当時VOXよりも安価で、”VOXを買えない人はSelmer”の風潮があったようです。
Bassmanに近い回路構成のTreble’n’Bassが有名です。
セパレートタイプでクロコダイルトーレックスがイカすルックスです。

 

次に60年代後半から70年代によく見かけるのがSound City。


Hiwattの創始者デイブ・リーブス氏が在籍していたブランド。
Fuzz Face同様Dallas Arbiterが製造していました。(そのためArbiter名義でも発売されています)
Pete Townshendが使用しているのが一番有名です。
Jimi Hendrixもマイアミポップフェスティバルで使用しておりました。(右側のヘッドです)

 

最後はSimms Watts、赤地に白抜きのロゴプレートがかなりハイセンスです。


David Bowieでギターを弾いていたMick RonsonやThe WhoのJohn Entwistleが使用していました。
バンドによってはP.A.システムもSimms Wattsになっている例もございます。

 

いかがでしたでしょうか。

王道ブランド以外でも素晴らしいアンプが多く、製作者や製造元を調べていくと”お前はここでも設計してたのか”とかたくさん出てきます。

“あのライブのあの音”は実はこのアンプたちかもしれません、気になった方は是非調べてみてくださいね!

話はつきませんが、今回はこの辺で!

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