[ニコニコ雑記] Paul McCartney “Got Back Tour” in オーストラリア ~ブリスベン編~

こんにちは、店長の野呂です。

先日オーストラリアで開催されたポールマッカトニーのライブに社員旅行で行ってまいりました!
ということで、そのことに関して取り上げさせていただきます。

まず、今回のポール氏のオーストラリアでの”Got Back Tour”ですが、10/18のアデレード公演から始まり、全7公演6都市を回る大規模なスタジアムツアーとなっていました。(10/28シドニーでのライブが追加公演でした。)

実際にライブ観賞をしたのが、11/1のブリスベン公演、そしてオーストラリアでのツアーファイナルであった11/4ゴールドコースト公演です。
今回は11/1に行われたブリスベン公演の様子を振り返ってまいります。

まずは会場がこちら、Suncorp Stadiumです。
約50,000人を収容することのできる屋根の空いた開放的なスタジアムで、ラグビーやサッカーが普段おこなわれているため長方形のつくりです。

私たちはサウンドチェックの様子を拝見できるVIPチケットでの参戦でしたので、入場は昼過ぎでした。
会場前には、ポールの入り待ちをしている熱心なファンの様子も確認できました。

かなり予定の時間がおしてサウンドチェックがスタートし、ポールはブルーのパーカーを羽織ったカジュアルな装いです。
口髭を蓄えていたことに驚きました。

サウンドチェックでは以下の全14曲が披露されました。

・Instrumental Jam
・Matchbox (Carl Perkins cover)
・Honey Don’t (Carl Perkins cover)
・Coming Up
・Day Tripper (The Beatles song)
・Temporary Secretary
・Women and Wives
・Let ‘Em In (Wings song)
・Every Night
・Ram On (Paul & Linda McCartney cover)
・Mrs. Vandebilt (Wings song)
・Midnight Special ([traditional] cover)
・Queenie Eye
・Lady Madonna (The Beatles song)

この中で本番でも披露されたのは、赤字記載の2曲のみ。
残りの12曲はサウンドチェックでのみ聴くことができました!
(さらに太字の5曲はゴールドコーストのサウンドチェックでは披露されなかったので、この機会でのみ聴くことができた曲です。)

個人的なここでのハイライトが、ポールの1stソロアルバムに収録されている「Every Night」。
日中のよく晴れた野外でこの曲を聴くというのはある意味新鮮で、とても嬉しい瞬間でした。
ポールの繊細さが光る非常にメロディが美しい曲です。

そして本番!スタジアムは開演前から超満員で期待感と熱気に包まれています!
セットリストは後から調べたところによると、オーストラリアツアーを通して同じセットリストだったようです。(10/27 Allianz Stadium, Sydney公演のみ1曲目が「A Hard Day’s Night」だったようでした。)

ライブは「Can’t Buy Me Love」からスタート!
スタートの瞬間の熱狂的な様子は以下の映像をご覧ください。(映像はポールの入場から曲の最初だけです。)

https://youtu.be/aloXRxbQUu4

座席は上手側で、ポールの演奏するベースやギターがとてもよく見える座席でした。
ピアノにも近かったので、ピアノに座って演奏している様子がよく見えたのも嬉しい点でした。

本番のポールはやはりサウンドチェックのリラックスした雰囲気とは異なり、物凄い存在感で神々しさすら感じるようなオーラです。
ポールが81歳でこの佇まいという事実には本当に何度も驚かされます。
そして、Rusty Anderson(64歳) & Braian Ray(68歳) の両名もとても若々しく瑞々しいパフォーマンスで、もはや20年以上に渡ってポールを支えています。

ライブはアンコール含めて驚愕の全39曲(セットリストは後述)、私としては初めての野外でのポールのライブだったのですが、これまでのホールコンサートとは異なる開放的な雰囲気を存分に楽しむことができました。
11月のブリスベンは温暖な過ごしやすい気候で、適度な風が心地よく音も綺麗に響いており、最高のロケーションだったように感じます。
また、温和で親しみやすい印象の地元の人々に囲まれて観るブリスベンのライブは、以前に社員旅行で訪れたリバプールやグラスゴー、ロンドンとは全く異なる雰囲気で、その土地にはその土地ならではの空気感が流れていることを実感します。
それぞれに良さがあると感じますが、ブリスベンはなんとなく心が安らぐような、温もりのある素晴らしい空間でした。

大規模なスタジアムならではの観客の一体感を「Let It Be」や「Hey Jude 」といった大定番のアンセムではより存分に感じられて、観終わった後に多幸感に包まれるようなライブという印象でした。

さて、次回以降もオーストラリア編を続けてまいります、どうぞお付き合いください。

今回はこの辺で。

Setlist 11/1 Suncorp Stadium, Brisbane 39曲

・Can’t Buy Me Love (The Beatles song)
・Junior’s Farm (Wings song)
・Letting Go (Wings song)
・She’s a Woman (The Beatles song)
・Got to Get You Into My Life (The Beatles song)
・Come On to Me
・Let Me Roll It (Wings song) (with a snippet of The Jimi… more )
・Getting Better (The Beatles song)
・Let ‘Em In (Wings song)
・My Valentine
・Nineteen Hundred and Eighty-Five (Wings song)
・Maybe I’m Amazed
・I’ve Just Seen a Face (The Beatles song)
・In Spite of All the Danger (The Quarrymen song)
・Love Me Do (The Beatles song)
・Dance Tonight
・Blackbird (The Beatles song) (Paul McCartney solo performance)
・Here Today (Paul McCartney solo performance)
・New
・Lady Madonna (The Beatles song)
・Fuh You
・You Never Give Me Your Money (The Beatles song)
・She Came in Through the Bathroom Window (The Beatles song)
・Jet (Wings song)
・Being for the Benefit of Mr. Kite! (The Beatles song)
・Something (The Beatles song)
・Ob-La-Di, Ob-La-Da (The Beatles song)
・Band on the Run (Wings song)
・Get Back (The Beatles song) (Visuals by Peter Jackson)
・Let It Be (The Beatles song)
・Live and Let Die (Wings song)
・Hey Jude (The Beatles song)

Encore:
・I’ve Got a Feeling (The Beatles song) (“virtual duet” w/video by… more )
・Birthday (The Beatles song)
・Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise) (The Beatles song)
・Helter Skelter (The Beatles song)
・Golden Slumbers (The Beatles song)
・Carry That Weight (The Beatles song)
・The End (The Beatles song)

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