[ニコニコ雑記] Steve Jones と 銀パネツインリバーブ
こんにちは、店長の野呂です。
最近、箱物ギターに加えてアンプへの関心が高まっております。
先日もアンプに関するブログを取り上げましたが、アンプは調べていくとまだまだ全然知らないことや未だ謎に包まれたままの事がたくさんあって面白いです。
そういえばアンプに興味を持つ最初のきっかけは何だったかな…と思った時、私の場合は”Sex Pistols“のギタリストのスティーブ・ジョーンズでした。
ギター初心者の頃に、「ピストルズのギターの音が出したい!!」と思ってどんなアンプを使っているのか調べてみたら、
”Fender Twin Reverb” と出てきまして、
「なるほど、ツインリバーブってアンプなら音源の”God Save The Queen”みたいなかっこいいディストーションサウンドが出せるんだ!」
と、しばらく思い込んでいた訳です。笑
しかし、初めて憧れのツインリバーブを弾いた時には、全く歪まなくてペケペケとした音しか出せず非常にガッカリとした思い出がございます。笑
(歪ませるにはとんでもないウルトラ爆音を出す必要があったということを当時は知りませんでした。)
ちなみにスティーブが使用していた”SEX PISTOLS GUITAR HERO”とペイントされている個体はSilver Face期、通称”銀パネ”と呼ばれている時代のものです。
(Fenderロゴに下線があり、グリル周囲のアルミフレームがなく、マスターボリュームがついていることから72〜73年頃なのではないかと推測されます。)
ツインリバーブの写真がなくデラックスリバーブの写真で申し訳ございませんが、写真左がシルバーフェイス(=銀パネ、68~82年の仕様)、写真右がブラックフェイス(63~67年の仕様)です。
馴染み深いのはリイシューモデルとして定番の右のブラックフェイスでしょうか、並べてみると随分と雰囲気が違いますよね。
本人のアンプは”God Save The Queen”のミュージックビデオの一番最初にもアップで写っていますので、興味のある方は是非確認してみてください!
また、いずれはそのミュージックビデオで弾いているスティーブのレスポール・カスタムも取り上げたいな、と思っております。
今回はこの辺で!