[ニコニコ雑記] T.S factory製 〜ECO企画 Restore Rebirth Recycle〜
こんにちは、店長の野呂です。
当店が提携しておりますギター工房”T.S factory”より、ギターが3本新着で入荷いたしました!
まずは今更ではございますが、
”T.S factory”をご存知ないという方向けにどんなところかを簡単に一言でご説明差し上げますと、
「”T.S factory”は”業界・業者専門の修理工房”です。」というのが分かりやすいのではないでしょうか。
20年以上に渡って数々のプロミュージシャン、楽器ブランド、楽器店、卸業者、代理店などからの依頼で、
楽器・エフェクター・アンプなどの修理や調整を承っています。
一般の方からの依頼は受け付けておらず、まさに”プロが頼りにするプロ”なのです。
また、楽器ブランドよりOEM生産の依頼を受けてカスタムオーダー品の製作を担当するなど、ギター製作に関してもプロフェッショナル。
そんな”T.S factory”製の楽器を今回は紹介して参りたいと思います。
入荷した3本はいずれも「ECO企画”RRR” Hybrid」というシリーズ。
この「ECO企画”RRR”シリーズ」とは、メーカーの厳しい基準において、小さな節・シミ・色むらなどの外観上の問題で使用されなかったネックやボディ材をT.S factoryが回収し“再生”させるというコンセプトです。
「音的に」「物理的に」「質的に」何も問題の無い材が最悪な場合には焼却処分されている現状に対して、何とかできないかと代表の角田氏が立ち上げたのこの企画。
廃棄するための処理費が掛かるよりは赤字でも再利用する方法を模索したいという工場側の思いもあったとのことで、工場からネック・ボディを仕入れ、塗装やレリック加工を施して製作されています。
さらに今回の「“RRR-Hybrid”シリーズ」では、ネックかボディのどちらかにはT.S factoryにより製材されたA級品を用意することで、楽器として適切なボディ&ネックの組み込みを達成しつつ、低い販売価格を実現しています。
ちなみにボディには10万~30万円程の価格帯のモデルに使われる予定だった材、
そしてネックには20万~50万円のクラスの楽器に使用される予定だった材が使用されているとのこと。
それらがT.S factoryによる極薄のオールラッカー塗装&レリック加工まで施されて、
本体代金 ¥209,000 (税込) というのは破格のコストパフォーマンスではないでしょうか。
採算度外視な価格設定だと思います。
もちろん搭載しているハードウェアもGOTOH製パーツやスイッチクラフト製のスイッチ&ジャック、CTSポットなどの一級品です。
詳細なスペックは下記のリンクより商品ページをご覧ください!
・テレキャスタータイプ
・ストラトキャスタータイプ
・ジャズベースタイプ
そして先ほど一般の方からの修理などの受付をしていないと紹介いたしましたが、
T.S factory製の楽器を所有している方に関しては調整や修理などを受け付けております。
ですので、購入後のサポートも安心です!
この機会に是非ともご検討くださいませ!
今回はこの辺で。