山口百恵氏を支えたギタリスト
こんにちは、スタッフ髙橋です!
谷口信輝先生再入院が心配過ぎる今日この頃ですね。
レースに、COTYに、FDJ審査解説に、Youtubeに、ゴルフに
おそらくお休みの日がなかったことでしょう….
回復してきているご報告ブログが昨日上がりましたが、
是非ご無理なさらないでください…
次戦は今季最終戦の茂木ですし、ぜひそれまでゆっくりお休みください。
茂木といえば相方、世界のTKこと片岡さんが得意なコースですもんね、
坂東時代を思い出しますよね、やっぱ。
泣けるのでご覧になったことのない方は是非V-Optで。
さて。
1980年の明日、10月15日は伝説的スター山口百恵氏が芸能界を正式に引退した日になります。
10月5日に日本武道館で行われたラストライブの最後の曲、
マイクをステージにおいて立ち去った姿はいまだに伝説ですよね。
個人的にあのライブ版、とても好きです。
演奏はもちろんですが、MCも最高です。
というか歳の割に落ち着きすぎだし、言葉も綺麗だなあと毎度思います。
聴いたことのない方は是非「伝説から神話へ」チェックしてみてください。
さて、”ザ・歌謡曲”な曲もちろんですが、
当時としてはかなりロックでギターが目立った楽曲が多いですよね。
しかし当時のレコードのクレジットはあくまで歌手本人、作曲家、作詞家のみが紹介される程度で、
活動を支えていたギタリストの名が表に出ることはあまりありませんでした。
なので今回はギタリストのお話です!
まずは代表曲中の代表曲「プレイバックPart2」。
作曲は宇崎竜童、作詞が阿木燿子の夫婦作で、
一晩でこの曲を仕上げ、翌日にはアレンジャーに曲が渡っていたそうです。
ギタリストは矢島賢氏です。
他の作品だと近藤真彦の「ハイティーン・ブギ」や岩崎良美の「タッチ」
中森明菜の「少女A」、松田聖子の「風立ちぬ」が有名でしょうか。
本人はジミー・ペイジやジェフベックがお好きだったようで、
参加作品ではかなり骨太でブルースロックなプレイが楽しめます。
晩年のインタビューでは随分昔に手放してしまったと語ってらっしゃいましたが
当時はバーストも使っていたようです。
百恵さんの曲だと「ロックンロール・ウィドウ」はバーストだったかもしれないと
本人もインタビューでおっしゃっていました。
続いてはいつ聞いても泣ける名曲「さよならの向こう側」です。
こちらも作詞作曲は上の曲と同じく宇崎夫婦作です。
こちらのギターは松原正樹氏が弾いておられます。
他の作品ですと中森明菜の「北ウイング」や松任谷由実の「恋人がサンタクロース」が有名で、
ギタリスト的にはParachuteで今剛氏とのツインギターを務める姿が馴染み深いかもしれません。
松原さんのギターは世界一と言ってもいいほどタイムがジャストでピッチが正確ですよね。
音色も含めてすぐ松原さんだってわかります。
当時レコーディングの際ほとんどアンプを鳴らさず卓にダイレクトインだったようで、
ギター→Ross系コンプ→BOSS SD-1/OD-1→ミキサー
これで今日から松原正樹になれるので是非お試しください。
あと個人的なお話ですが松原さんの音源を聞くたびVaritaが欲しくなります。
他の楽曲やライブ版のギターについても触れたかったのですが、
長くなってしまったので今回はここまでです。
それでは!