愛すべき Harmony のお話。
今回はハーモニーギターのお話をしようと思います。
ハーモニー社は1892年に創設されたブランドで、当初はギター、バンジョー、マンドリン等を製作していました。
エレキギターが登場するとHarmony ブランドに加え、Silvertoneなどの様々なブランド名でスチューデントモデルを主に生産し、1975年に会社が売却されるまで多くのギターを送り出しました。
長く休止していたHarmonyですが、2018年にBandLab Technologiesが買取り、現在は新たな”Harmony”ブランド としてリニューアルされたモデルが販売されています。
そんなHarmonyですが、今回入荷したのはH682 Rebel モデルです。
1968年から数年間生産されたモデルで、サンバーストとグリーンバーストの2色展開だったようです。
6連ペグヘッドに、アシンメトリーデザインのトラスロッドカバー、
個性的すぎるピックアップやブリッジ、コントロールなど、見れば見るほど自由だなあと思います。
ピックアップはDeArmond社製 Gold Foil “Mustache”。
いちいち名前ひとつとっても可愛いですねー。
コントロールはひたすら懐かしい感じです。
今回とても面白かったのは、ブリッジです。
アームがカバーについているけどどんなギミック?と思いましたが、実にシンプルでした。
アームをダウンすると、弦が通っているブリッジ自体が浮くという。(笑)
とにかくかわいいハーモニーギター。
一度は手にとってみてくださいね。