昭和アイドルとTAKANAKA
みなさまこんにちは!!
スタッフ太田尾です。
先日BS-TBSで中森明菜デビュー40周年特番が放送されており、気になって見ていたのですが、当時の映像を見ていても本当に格好良いアイドル像を貫いている若き中森明菜氏に、グッとくるものがありました。
9枚目のシングル「十戒(1984)」を歌う中森明菜氏の映像が流れテロップが出た際、作曲者のクレジットに「高中正義」の文字が…!!
僕は昭和アイドルソングに明るい方ではなく、たまにSpotifyのプレイリストに入っていて偶然流れてくる曲を聴くぐらいなので、詳しい方からするとそんな当たり前のことを今更…と思われてしまうかもしれませんが、個人的にちゃんと若かりし頃の中森明菜氏を見たことがほぼなかったことも相まってすごくびっくりしました。(笑)
「十戒(1984)」の作詞を担当された売野雅勇氏はインタビューで中森明菜氏について「詩の主人公を見事に演じ、脚本以上の映像をつくってしまう素晴らしいシンガーアクトレスだ」と語っており、そんな一面も彼女の魅力なのだなと感じました。
なお、当初この「十戒(1984)」という曲は松任谷由実氏の詩がついていたそうですが、方向性の違いから不採用となり、売野氏に発注されたとのことです。
ユーミンが書いた詩がどんなものだったのかも気になりますね…!!
「十戒(1984)」がリリースされたのは1984年7月25日で、高中氏の11枚目のアルバム「夏・全・開」のリリース日は1984年7月10日で、リリース日が近いというのも面白いです。
さらに余談ですが、高中氏と僕の誕生日の日付は1日違いです。(笑)
そんな高中氏、YAMAHA SGの印象もあるのですが、個人的には僕が初めて買った”Guitar Magazine”2009年9月号に乗っていた”Diorama Guitar”。
まさかギターの上にジオラマを乗せる人がこの世にいるとは思いもしなかったので、それまで見てきたギターの中で間違いなく一番衝撃的でしたね。(笑)
2014年に50本限定で発売された”一番好きな海の色”と名付けられたカラーリングの高中氏シグネイチャーストラトキャスターはスパークル系のカラーで、個人的にこの爽やかなルックスはとても好きです。
ちなみにこのストラトキャスター、つば出し22F、2点支持トレモロ、LSRローラーナット、シュパーゼルロックペグの採用…察しの良い方ならもうお分かりかと思いますが、そうです。
あの”Jeff Beck”ストラトキャスターの仕様がベースとなっているのです!!
高中氏もジェフベックモデル、お好きなんですかね。
でもやっぱりYAMAHA SGのイメージも強く、視界に入るだけで一番最初に脳裏を横切るのはサングラスをかけて、ド派手なスーツスタイルのセットアップを着て、このギターを持った高中氏。
個人的に、少し前ですが2012年に行われた”SUPER LIVE”のオープニングで演奏している青いYAMAHA SGがとても印象的なのですが、その時もカラーのオーダーは「沖縄の海の色」という内容だったそうです。
著作権の関係で載せられないので非常に残念なのですが、青いYAMAHA SGを抱えて写っている”デビュー50周年 TAKANAKA SUPER LIVE 2021 高中正義 虹伝説ファイナル at 日本武道館”のブルーレイディスクジャケット写真、背景が曇り空に虹がかかっているのですが、個人的に1987年リリースのジョージ・ハリスン氏ソロアルバム”クラウド・ナイン”のジャケット写真と似てる気がしてなりません…ジョージ氏の方は虹かかってませんが…(笑)
それではまた!!