柄物のギターについて。~Part.2~
こんにちは。
今回も前回に続き「柄のあるギター」について取り上げていきたいと思います。
Part.1はこちらからご覧ください。
さて今回はこの柄から。
James Tyler 2002 Studio Elite HD (Red Shmear)
前回もJames TylerのVomitについて触れましたが、
もう一つの「Tylerならでは」なカラーだと思います。
Shmearフィニッシュの登場は1998年。
こちらも色はもちろんのこと、
柄の雰囲気も変わっていくので何本か紹介してみたいと思います。
まずは同年製造の色違いから。
James Tyler 2002 Studio Elite HD (Arctic Mint Shmear)
塗料の流れ方が似ているのがわかります。
次に2000年代半ばのものです。
徐々に縦に流れる感が増していくのと、色が濃いストライプのような柄が入るものも増えていきます。
James Tyler 2008 Studio Elite HD Gloss (Arctic Mint Shmear)
James Tyler 2008 Classic Gloss (Candy Blue Shmear)
ちなみにグロスフィニッシュは現在オーダーできませんが、
もったいないと思ってしまうほど美しいです。
2010年台に半ばごろからは油絵のような柄になってきます。
James Tyler 2016 Studio Elite HD Special Edition (Royal Blue Shmear)
James Tyler 2016 Tylerbaster (Purple Shmear)
個人的にはこのタイラーバスターのルックスがかなり好みでした。
次は別ブランドながら似た雰囲気の柄の楽器を紹介します。
Suhr 2008 Custom Standard BZF (Silver Drip)
Dripフィニッシュはその名の通り滴り落ちた液体の道筋のような柄が特徴です。
Shmearに比べて直線的な模様ですが、
色合いによってはスプレーペイントのようなストリート感ある見た目のものもあります。
また写真はありませんがマーブル柄もオーダーでき、
“Custom Twisted Drip”という名前です。
Suhr 80’s Shred (Neon Drip)
こちらは100本限定の80’s Shredです。
個人的にSuhrはルックスが想像できるカラー名を付けるのが非常に上手だと思っています。
Neon DripカラーがPaul Smithに見えてしまうのは僕だけでしょうか…。
それでは。