祝43歳! ジョン・メイヤーの誕生日なのでDead and Companyを掘り下げよう!

こんにちは、スタッフ高橋です!

本日10月16日はフリーのお誕生日です!

フリーは58歳ですか…あんなに跳んで暴れてベースを弾いておられるのに
あと2年で還暦なんて…元気すぎますね!

レッチリでの活動はもちろんですが、個人的なフェイバリットは
トム・ヨークの”Eraser”でのプレイ。

個人的にはRadioheadよりトム・ヨークのソロやAtoms for Peaceが好きでして…

“辞めるには楽しすぎる”とのコメントにより続行が決まったわけですが、
それはバンドとして続けたいと思うよねという程の洗練度とカッコよさでした。

そしてもう一人のバースデーボーイですが…

ジョン・メイヤーです!!!

“ニューギターヒーローの登場!!”と紹介されていたジョン・メイヤーも43歳です!

DumbleもTwo RockもTS10も…この人無くして現在の知名度はないでしょう。

現在はPRSエンドーサーとなりましたが、皆様はFender期とPRS期どちらがお好きですか?

Trio期のストラトの全てを引き出したプレイも最高ですし…

しかし。

高校生以来のデッドヘッズである高橋的にはDead And Companyへ加入したのがとても嬉しくて…

しかもJerry Garciaポジションとしてなんて凄すぎることです。

なので今回はジョンの誕生日を祝して、今更ながらですが”Dead and Company”や
前身であり本家の”Grateful Dead”について書いていこうと思います。

Dead and Companyは2015年に結成されたバンドですが、
メンバーの半数は1960年代から活動していた伝説のジャムバンド”Grateful Dead”のメンバーです。

メンバーを一人ずつ簡単に紹介致しますと

Bob Weir (ギター/ボーカル) :  ロックンロールキッズとして育った、いつの時代も新機材を導入しており、
              80年代からカーボンネックのギターには冷蔵庫ラックスタイルだった

Mickey Hart (ドラム) : リズムの源流を探りアフリカに行ったり、スピリチュアルな面からもドラムを考えたり…
          詳しくは著書”ドラム・マジック~リズム宇宙への旅~”にて

Bill Kreutzmann (ドラム) : トーキングドラムを始め、パーカッションの名手でもある。
Mickey Hartと2人合わせて”リズム・デビルズ”と呼ばれる。

この3人がオリジナルメンバーとなっております。

もう半分のメンバーはベテラン揃いのジャムバンド界隈では比較的若手のメンバーで…

Oteil Burbridge (ベース) : “Allman Brothers”や”Tedeschi Trucks Band”の元メンバー

Jeff Chimenti (キーボード) : Jerry Garcia以外のDeadメンバーで結成されたバンドである
             “The Dead”のメンバー

John Mayer (ギター/ボーカル) : このバンドでは最年少。SRV育ちだがデッドも大好きで、
               ジェリーのシグネチャーモデルAlembic Furtherも持っている。

となっております。

さて、前身”Grateful Dead”はフロントマンであり、リーダーである”Jerry Garcia”の死により解散しました。

Jerry GarciaはRolling Stone誌の偉大なギタリストランキングで13位にランクインするほどですが、
ギタリストとしてだけではなく、ヒッピームーブメントのアイコンでもあったほどに大きな存在でした。

彼やバンドの影響は音楽だけにはとどまらず、
Ben&Jerry’sというアイスクリームの”Cherry Garcia”味は彼の名のもじりとなっています。

また”デッドベア”と呼ばれるカラフルなクマさんや、バラと骸骨の組み合わせもデッドのアイコンで、
音楽に関係なく街中で見かけることも多いのではないでしょうか。

Deadの熱狂的なファンは”デッド・ヘッズ”と呼ばれ、
有名人ではオバマ大統領やスティーブ・ジョブズもデッドヘッズでした。

またPhishのTrey Anastasioを始め多くのフォロワーギタリストを生み出しており、
そのTreyは2015年に行われたGrateful Deadの再結成ライブでギタリストを務めました。

“ジョン・メイヤーきっかけで聴き始めたが元を知らない”という方は是非、
1995年の最期のライブで演奏された”So Many Roads”だけでも聴いてみてください。

さて、そんなJerryのポジションとしてバンドに入るなんてジョンも相当気合が入ったことでしょう。

めちゃめちゃジェリーのサウンドとフレーズを再現しています!!

そして同じ曲でも2度と同じ世界観を味わえないジャムが魅力ですが、
ジョンが入ったことで本家よりもロックなアレンジになっているのも見どころです。

足元からTS10とケンタウルスが外れていないところ察していただけると思いますが、
いつものジョン・メイヤー節も顔を出しますし長編のライブも飽きることなく観れてしまいます。

またPRSと製作した”Super Eagle”にも気合が表れていますね。

独特のクリアなサウンドを自身のアンプで再現すべく、
トレブルブースト付きのJCFプリアンプを内蔵したり、オリジナルのピックアップを製作したり…

お探しの方も多いのではないでしょうか…
ただ100本限定PVSのためなかなか手に入らないですよね

しかしどうしてもあのルックスのギターが欲しい方…、お勧めがございます。

PRS 2018 Special 22 Semi Hollow Limitedです!

Fホールもちゃんとありますし、スイッチの感じまでなかなか似ていませんか?

ピックアップは58/15とNarrowfieldというコンビネーションで、
ジョン・メイヤーモデルのベースとなっているモデルが載っていますのでドンズバじゃないでしょうか?

結構アームも使っているのを確認できますが、このギターなら全部できます!

お家Dark Star Jamも捗ることでしょう。

さて、まだ来日公演のないDead and Company。

“ビック、ビック、ビック、ビックカメラの歌が頭の中でエコーしてるんだ”

というほどの親日家ジョンに説得していただいて、
メンバーみんなが元気なうちに日本に来ていただきたいものです。

では!

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