遊べ、もっと。~スイッチいっぱいの”遊べるギター” Part.2~
こんにちは、スタッフ高橋です。
え~本日もギターの話から始まれません。
1日遅れですが大嶋和也選手、お誕生日おめでとうございます!
そしてSuper GT初戦も優勝おめでとうございます!
先週お誕生日だった石浦宏明選手と”ヤングガンコンビ”でおなじみですね。
もともと同じアパートに住んでいたのもあり、
最近でもinstagramによく登場していてほのぼのします。
今年も豊田章男社長がチームオーナーを務めるEneos Rookieから
ヤマケン選手と出るということで…
去年のドライバーズランキングは5位でしたが、
今年は絶対もっと上に来るはずと思っています!
楽しみです!
さて。
先週お誕生日だった石浦選手がドライバーを務めるZENT Cerumo。
そのメインスポンサーであるZENTのキャッチコピー”遊べ、もっと。”にちなんで、
遊びがいがある=スイッチがたくさんあるギターを紹介しておりました。
今回もその続きになります。
前回はJames TylerとTom Andersonというハイエンド寄りなチョイスだったので、
今回はもう少し”イロモノ”なチョイスでいこうと思います。
まずはこちら!
エントリーナンバー3番 : Fender Andy Summers Telecaster
序盤から攻め気味なチョイスをしてしまいましたが、
次戦の富士スピードウェイもスタート直後第1コーナーの飛び込みが勝負なのでいいでしょう。(?)
このマッドな改造がされたテレキャスター、皆様1度は憧れたことがあると思います。
このコントロールも初めて手渡されると何処がどれだか…となると思いますので、
是非お買い求めになる際はこちらを参考にしてみてください!
まずはコントロールプレート上ですが、基本的に通常のテレキャスターと同様で
・3点PUセレクター
・マスターヴォリューム
・マスタートーン
ヴォリュームとトーンの間にあるミニスイッチが
・フェイズアウト/イン
Mustangなんかと同様の仕組みで位相が変わり、
低音がバッサリ切られた独特な音になります。
次にコントロールプレートとブリッジプレートの間にあるのが
・ブースターのOn/Off
コントロールプレートとボディ外周の間にあるのが
・ブースターのゲインコントロール
ちなみにこのブースターはトレブルブースターのようなかなりエッジの効いた音で、
ちょっと歪ませたアンプに突っ込めば”Live at Beat Club 1978”のような音になります!
では次のギターもシグネチャーモデル繋がりで…
エントリーナンバー4番 : Gibson Custom Shop Pete Townshend Les Paul Deluxe “#1” (2019.3.5)
こちらも皆様1度は憧れたことがあるであろう楽器です。
かっこいいですよね!
こちらもPUやらスイッチやらが増設されたちょっぴりイカれたルックスがイカしています。
さて、コントロールに移りまして、通常のレスポールと同じ部分は1つだけ。
・PUセレクター
あとは全て違います、びっくり!!
まずLes Paulのコントロールは2Vol/2Toneですがこれは
・ボリューム x 1
・トーン x 3
真ん中のDimarzio PUが増えた分です。
次にブリッジ下のトグルスイッチですが、上から
・センターPUのコイルタップ
・ミックスポジションでのフェイズアウト
60~70年代のギタリストでフェイズアウトを増設している人って多いですよね。
現代では”線が細くて使えない”と敬遠されがちな機能なのに…と思うかたも多いと思いますが、
当時のブリティッシュアンプはかなりブーミーなものが多いので意外と合わせるとちょうどよかったりします。
ちなみに現代でもちゃんとフェイズアウトを使っている方、ちゃんといます。
Khruangbinのマーク・スピアーです、ライブレコーディング共に頻繁に使っているので
是非注目してみてください。
最後に市販化されていない楽器なので番外編になりますが、
1番遊び心あるギターをご紹介して締めようと思います。
(画像はWikipediaより)
Bo Diddley氏が使用していたカスタムギターです。
Gretsch製のものが有名ですが、カスタムメイドモデルも複数本所有し
晩年はこちらの方が登場頻度が高くなりました。
パラメトリックイコライザー、フェイザー、コーラスなどエフェクターが内蔵されており、
別の個体ではこれに加えギターシンセ用のGKピックアップがあと付けられているものや、
異なるシェイプでリズムマシンが内蔵されているものもありました。
日本でもどんと氏やDr.Kyon氏もエフェクター内蔵の四角いギターを使用していましたね。
個人的に一番憧れたギターの1つかもしれません…
一度でいいので実物を見てみたいものです。
それでは!