雨の季節はDeadで乗り切ろう! “Box of Rainに沿ってジェリーの音の変化を感じるの巻 Part.3”
こんにちは、スタッフ髙橋です。
本日7月1日は「日本一速い男」、星野一義監督のお誕生日です!
おめでとうございます!!
なんと75歳だなんて…
SGTでは去年のRd.5菅生戦で5年ぶりの優勝が見られました!
今年もマシンはZに変わりましたし….
もう一度表彰台の真ん中にいる姿を拝みたいです!
そしてもう一つ。
D1 Lights日光ラウンドが来週に迫って参りました。
そろそろ田野結希選手の優勝が見たい。
初出場ぶりの優勝が見たい。
名阪での戦いの勲章が刻まれていたS15も自分で直しておられましたね。
きっと準備バッチリなはず。
今回も現地には行けませんが配信は絶対逃さない予定です。
頼む。
優勝したら泣く。
さて。
“Box of Rain”に収録されたテイクに沿ってジェリーのギター聴き比べをしよう!の続きです。
前回をご覧になっていない方はこちらからPart.2も読んでみてください。
今回はDisc9~10に収録された1989年のMountain View Shoreline Amphitheatre公演から。
この日のメインギターはDoug Irwin製作のTigerです。
(画像はdirwinguitars.comより)
名前の由来はアクティブプリアンプの入ったキャビティのカバーに彫刻された虎。
1979年のOakland Civic Auditorium公演で初登場、
かなりの長期に渡りメインの楽器として君臨し続けました。
ボディは”ヒッピー・サンドウィッチ”と名付けられた多層構造になっており、
トップとバックはココボロ、メイプル、パデュークが貼り合わせられています。
ネックは3Pでフレイムメイプルでパデュークを挟む構造になっており、
指板はエボニー、なんとブラス製のバインディングが巻かれているそうです。
聞けば聞くほど重そうなギターですが、重量は13.5lb。
馴染みある単位に戻すと約6.12kg、日本語でわかりやすく説明すると激重です。
このギターもエフェクトループが内蔵されていますので、
ケーブルを2本刺した際は信じ難い重さだったはずです。
ただかなり気に入っていたのか、もう1本そっくりなギターを製作してもらいます。
(画像はdirwinguitars.comより)
“Rosebud”というモデルで、ぱっと見の違いは虎の彫刻が骸骨に代わっていることです。
し か し
かなり進化を遂げています。
まずは重量が軽くなり、11.5ポンドになりました!
馴染みある単位に戻すと約5.21kg、日本語でわかりやすく説明するとかなり重いです。
エフェクトループがついているのは引き続きですが、
新たにGKピックアップが追加され、ギターシンセも使えるようになりました。
かなりこの楽器を気に入っていたようで、
Jerryの生前最後のDeadのコンサートでもこのギターの姿が確認できます。
Box of Rainには収録されておりませんが、Youtube等にもアップされておりますので
是非そちらも梅雨を過ごすお供になるのではないでしょうか。
さて、Jerryのギター編完結です!
これであなたもギターの音を聞けば年代が特定できるはずです!
お付き合いいただきましてありがとうございます、では!