El Diablo Stratocasterのお話
今回はEl Diablo Stratocasterのお話です。
2016年に限定生産されたモデルで、
スペイン語で”悪魔”を意味する”El Diablo”と名付けられています。
Fender Custom Shop公式ページの商品紹介文も
“Sounds like the devil”の文字がありワルな雰囲気を推していました。
当時’55 Desert Tan、Cimarron Red、このWide Fade 2 Color Sunburstの3色展開で登場しています。
なんと言ってもこのシルバーアノダイズドガードが
他のストラトにはないホットロッド感を醸し出しています。
Wide Fade 2 Color Sunburstも名前の通り、リムの黒が太めに吹かれているのが渋いです。
ウェザーチェックは全体に細かく入っています。
ボディバックを見るとバックプレートもガードに合わせたシルバーアノダイズドなのが確認できます。
それと細かい部分ですがストラップピンはオリジナル状態でロックタイプのものが取り付けられています。
続いてネック。
10/56″V”シェイプが採用され、ローポジションは両端がの肉が落ち、
ハイポジションはガッシリとした厚みを感じられる握り心地です。
フレットはジャンボタイプの6100、指板のRは9.5’と弾きやすさ重視のモダンスペックです。
ピックアップにはホセフィーヌ女史のサインが入った専用モデル
“Hand-Wound El Diablo Strat”が搭載されています。
コントロールはマスターボリューム、フロント/センタートーン、リアトーンで、
リアトーンには絞った際にブーミーになりすぎない”Greasebucket”が採用されています。
使い込まれた見た目は好きだけどモダンスペックは譲れないという方や、
一般的なストラトが欲しいけれど人と同じ見た目なのはちょっと…
そんな方に強くお勧めです。
是非店頭で実物を見に来てください。