Fano SP6のお話
今回はFano Alt De Facto SP6のお話です。
King Gnuの常田氏やindigo la Endの川谷氏をはじめ多くのバンドマンに愛用されており、
現在でも特に若い世代からの人気が高いブランドです。
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今回入荷したのはレスポールジュニアとテレキャスターを
組み合わせたようなルックスのSP6です。
オリンピックホワイトフィニッシュと鼈甲ガードの組み合わせは
定番ながらGibson系の見た目の楽器に合わさると新鮮です。
ウェザーチェックはFender Custom Shopに比べるとほんの少し大柄で、
全体に入れられています。
続いてボディバック。
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ぱっと見はヴィンテージ感あるルックスですが、ネックヒールにはコンターが入っています。
ジョイントプレートには”F”ロゴがくり抜かれていてかわいいですね。
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ネック裏はCustom ShopでいうHeavy Relicと同様に塗装が剥がされています。
ネックシェイプは比較的厚みがあり、丸みを帯びたGibson寄りの形状に仕上げられています。
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ヘッドは塗り分けされていて、ナチュラルの部分を見ると表側からでもネック材が分かるので、
お好きなアーティストがFanoユーザーの場合は是非チェックしてみてください。
またトラスロッドはボルトオンのモデルでもヘッド側で調整できるようになっています。
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2022/11/IMG_3161-1024x1024.jpg)
最後になりますがこのモデルに採用されているブリッジプレートはサドル横以外に壁がないタイプで、
「通常のプレートだとピックが当たってしまうという」方には使いやすいのでは思います。
またサドルは3連ですが、弦ごとに段差がつけられていて
オクターブピッチを合わせやすいようになっています。
ヴィンテージ感のある見た目だけではなく、実用性を考慮した仕様が取り入れられているからこそ、
実際にプレイするユーザーからの支持が得られているのだと思います。
気になった方は是非店頭にてご覧になってください。