Freddie Kingの日
こんにちはスタッフ髙橋です!
先週のSuper GT鈴鹿戦はご覧になりましたでしょうか?
Good Smile Racing 初音ミク AMG優勝おめでとうございます!!
5年ぶりに電脳ディーバの囀りが会場にこだましました、
谷口選手も片岡選手も本当に感動をありがとうございます!
FIA GT3勢には厳しい今日この頃ですが
私も非力ながら応援し続けたいと思います。
さて。
昨日はひっくり返せばミクの日(“39″の日)でしたね!
ただひっくり返さなくても記念日でした!
フレディ・キング生誕祭です!
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2022/09/16es345_60f.king_a09026_001-200_2.jpg)
テキサス出身のブルースギタリストと言ったらSRVが浮かびがちですが、
フレディの方が先輩です。
名盤 “Texas Cannonball” が発売されたのは1972年、
後輩ギタリストの”Texas Flood”が世に出る11年前です。
そんなフレディ先輩は1934年生まれ。
ギルマーで幼少期を過ごし1950年にシカゴに移住します。
地元のクラブに通うようになり、シカゴ・ブルースの父マディ・ウォーターズや
ハウリン・ウルフをはじめとしたレジェンドたちに出逢いました。
その後自身もチェスをはじめとしたレコード会社でセッションマンとしての活動をし、
1960年にフェデラルレコードと契約。
自身の名義で初のシングル”You’ve Got To Love Me With A Feeling”をリリースし、
翌年にはアルバム”Freddy King Sings”を世に送り出しました。
ちなみにこの頃はジャケットに写っている通りP-90/バーテイル仕様の
1954年製ゴールドトップを使用しています。
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2022/09/th15lp54v.gloss_45016_2.jpg)
このギターに影響を受けた方は結構多いはずです。
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2022/09/th15lp54v.gloss_45016_1.jpg)
以前ロベン・フォードも同仕様のレスポールを使用していましたが、
“Cannonball Shuffle”を演奏する前には毎回フレディを称えるMCをされていました。
ただ使用ギターとして有名だったのはこちらでしょう。
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2022/09/16es345_60f.king_a09026_001-200_1.jpg)
“Hide Away”を演奏する映像は皆さん1度は見て憧れたはず。
Gibson Memphisから復刻されていますので仕様を見ていきましょう。
まずは色ですが、Sixties Cherryというフェード感のあるチェリーフィニッシュで、
どちらかというと明るめの色味です。
中身に着目するとクォーターソーンのアディロンダック・スプルースがブレイシングに使用されています。
基本的には当時の使用に準じているのですが、本人らしい点を挙げると…
逆さまにマウントされたリアピックアップです!
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2022/09/16es345_60f.king_a09026_001-200_4.jpg)
ポールピースが上むきです。
電装系つながりでいくとプリセットトーン回路のバリトーンスイッチと、
各ピックアップのアウトプットを分けられるステレオアウトが搭載されています。
そして何と言ってもこれ!
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2022/09/16es345_60f.king_a09026_001-200_5.jpg)
“Freddie King”ロゴ入りのロッドカバー!
これこそがシグネチャーの証です。
あまり球数は多くないですが、
ファンにはたまらないアイテムですね。
何はともあれHBD、Freddie!
今日は私もHave you Ever…をつまみにいっぱいやろうと思います。
では!