Freedom Red Pepper のお話。
今回はFreedom Custom Guitar Research製Red Pepperのお話です。
テレキャスターシンラインタイプのPepperシリーズには
ボディ材や構造によって4種類のラインナップがあります。
Black Pepper : トップ材と密着したES-335系の形状をしたセンターブロック
Green Pepper : センターブロックをゼブラウッド製のトップとバック材に密着させず、挟み込む構造
Brown Pepper : トップからブリッジ下以外をすべてくりぬき、トップから蓋をしたフルホロウ
Red Pepper : ボディバックからブリッジ下以外をすべてくりぬき、バックから蓋をしたフルホロウ
今回入荷したのはRed Pepperモデルです。
Fender製のシンラインよりもくり抜かれている範囲が広いため、
かなり軽量なのが特徴です。
今回入荷した個体は実測で2.62kgで、
新品時の保証書にも重量が記載されていました。
この軽さならライブや持ち運び際もかなり苦労が減るはずです。
ピックアップはFreedomオリジナルのHybrid HumbuckerとPepper SPTEが搭載されています。
コントロールは3点PUセレクター、マスターボリューム/トーンに加え、
ToneノブのPush/Pullでフロントのコイルタップが可能です。
細かいところですが、ブリッジプレートの固定ネジの本数がFender製より多く、少し安心感があります。
また高い頻度で使う楽器で不安になるのが、Fenderオリジナルのテレキャスター用や
プラスティック製のジャックプレートです。
Pepperシリーズでは金属製が採用されていて、ジャックの抜き差しでがたついたり
割れたりする心配が少ないのもポイントが高いです。
軽くて取り回しの良い楽器が欲しい方にかなりおすすめなので、
是非店頭にてご覧になってください。